こんなこと、本当に高校生が羨ましい。


氏からのご提案もあり、音楽科1、2年生と浦久俊彦氏とのディスカッションという時間が昨日と今日で80分ずつ設けていただいた。


車座だ。


テーマは「音楽で社会を豊かにするには」や、「10000年前の音楽とは何であったか」など、高校生が自由に発言し、浦久氏がそれに対して解説や意見を述べながら思考を深めていく時間。


当然、正解はない。


「音楽」を一つの視点ではなく、数多の視点から見ることができるようになっていくことが最初のステップかと感じられるが、その立ち位置が難しい。


高校生が能動的になればなるほど、探究は深まる。


こういう時は恥じたり躊躇せず、思ったことを言っていくことが大切だと思われる。


目の前にいるのは現代のアリストテレスなのだから、氏から見れば僕も含めて皆同じだ。


すぐに色々わかろうとせず、まずは一つ一つ受け入れて能動的に時間をかけて考えていくことだ。


人生の宿題をもらう時間にも感じられた。