「光る君へ」第2話を見た。


藤原実資はなんとロバートの秋山、芸人…!

最初はイメージが違うかと思ったが、秋山氏の演技を見たらピッタリなのかもしれない。


今後紫式部とどのように接していくのかが注目される。


見ていて思ったのは、戦国時代を描いた大河ドラマより律令制度における官職の名称や役割が複雑かもしれないと思った。


二官八省を知っておくだけでも、だいぶドラマの内容が入ってきやすいだろう。


二官とは太政官と神祇官。

この太政官の中には左弁官局、少納言局、右弁官局があり、左弁官局の下には中務省・式部省・治部省・民部省が、右弁官局の下には兵部省・刑部省・大蔵省・宮内省の計八省が設置され、各省で役割を分担していた。


役割についてはなんとなく漢字を見れば想像できるものもあるし、現代にまで繋がっている省があるのも驚愕だ。


藤原実資が任じられている蔵人頭(くろうどのとう)や、小中学校の教科書に出てくる警察に近い役割を持つ検非違使(けびいし)というのは、時代を経ながら新しく作られた官職のようだ。


蔵人頭は天皇の私設秘書のような役割を持つ。


やや小さいが、詳しい図を発見した。



これだけなんとなく知っているだけでもドラマを倍楽しめる。

かも。