ヒム・クワイア・ラボ第2期生のコンサートが終演。


前半はヒム・クワイア本隊が演奏。


少ないリハーサルだったが、昨年9月のリサイタルまでずっと恒常的に合わせをしてきたというのは予想以上に大きかった。


新しくレパートリーに加わったフォーレの「ピエ・イエズ」、コレッリの「クリスマス協奏曲」はこれからも大切にしていきたい。


後半はメインのLABO。


バーバーの「アダージョ」、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」、レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲」。


ラヴェルはLABO生の徳祐一郎君が指揮を担当してくれ、彼らにしか出せない音色を紡いだ。


途中のMCで、エリザベス・カトレットの名言「芸術は社会を変えることはできない。しかし社会を変える感性を育むことができる」という、僕の人生の座右の銘の話をした。


美しいものを美しいと感じることができる力。


LABOの面々は、いつの間にかそれを理解している。