午後から三重県津市の三重県総合文化センターへ、浦久俊彦氏の講演を拝聴した。


これまでリストやパガニーニについての世界でも稀な著書、138億年の音楽史、日本人とベートーヴェン、そしてリベラルアーツという多数の著書を全て拝読してきたが、生の講座に参加するのは初めてだ。


感激。


ルネサンスからバロックに至る宮廷音楽を、音楽家目線ではなく、宮廷人の目線から語るというなんとも浦久氏らしい切り口で、2時間ではまったく聞き足りなく感じた。

益々ファンになった。


特急電車の都合で最後の質問コーナーの途中で退席を余儀なくされ、後ろ髪を引かれながらタクシーに乗り込んだが、僕の姿を認めてくださっていた浦久氏からなんとお礼のメッセージをいただいてしまった。


今日の講義は早々に整理して、自分の授業やレクチャーにフィードバックできるようにしたい。