人の幸せは持っている物では測れない。


なんて話は今までも色んなところで聞いてきたような話だが、往年のファンである弘兼憲史氏に言われると心への響き方が違う。

コンビニで見つけ、すぐに購入して速読、即読してしまったが、すぐにでもミニマリストへと突っ走りたくなる気持ちだ。


物だけではなく、人間は捨ててるつもりで捨てきれてないことがとても多く感じていた。


本当に大切なもの、人を守るのに必要ないことに、人は意外に強く拘る。


自分はそうだから、いつも自分の感情に問いかけるようにしている。


その気持ち、大切?今必要?


それでも大切、必要だと思えたら、絶対捨てず守り抜きながら、正面から問題に冷静に向き合うことにしている。


課長島耕作シリーズはほぼ全編読んできたが、弘兼さんの、「人とは」という哲学が様々なところで感じられ、僕にとっては心のバイブル的漫画だ。


今の僕の年齢は、島耕作はどの辺りなのだろうか。