正式タイトルは「子どものためのわくわくコンサート 明和高校音楽科があなたの街にやってきた シリーズ8」ととても長い。
前音楽科主任の谷津先生のネーミングだったと記憶しているが、とても素敵なコンサートタイトルだと思っている。
昨日は名古屋フィル定期本番の前に、一宮市民会館にてまずはこのコンサートの本番だった。
本番とはいっても、演奏するのも企画構成するのもほぼ生徒たちで、我々教員は見守るくらいである。
おそらく非協力的とすら思われているかもしれない。
午前は第一部、「ソリストって素敵!」。
毎回本格的なソロの演奏をお届けしている。
毎年最後に卒業生のゲストに演奏してもらっているが、今年は一宮市出身の犬飼裕哉さん。
ソリスト達は皆見事な熱演。
本格クラシックを小さなお子様達はどう感じてくれただろうか。
司会ももちろん生徒達。
犬飼さんも楽しいパフォーマンスを繰り広げてくれて華やかに一部の幕が下りた。
昼休憩では楽器体験コーナーが催された。
ステージ上では犬飼さんがピアノを、ロビーでは生徒達が講師となってヴァイオリン体験をしてもらった。
毎度盛況のコーナーなのだ。
午後は第二部「アンサンブルってかっこいい!」。
フルートアンサンブル、サクソフォンカルテット、木管五重奏、ピアノ連弾、声楽アンサンブル、そして音楽科生徒の作曲作品披露など、自分たちで構成して演奏した。
どのアンサンブルもハイクオリティに仕上げてきてくれたと感じた。
演出も楽しく、フルートアンサンブルのサウンド・オブ・ミュージックでは、ドレミの歌で声楽専攻生たちが一緒に歌うと、会場の子ども達も体を揺らしたり手拍子をして一緒に歌っていた。
13:30から始まった第二部。
名フィル定期2日目の開演は16:00。
14:30に市民会館前にタクシーの配車を頼んでいた。
どこまで聴けるかギリギリまで粘ったが、なんとか最後の声楽専攻生のミュージカルメドレーの1曲目までを聴き、タクシーに乗り込んだ。
音楽科の他の先生方にはやりっぱなしで大変申し訳なかった。
14:47尾張一宮駅発、名古屋で乗り換え、15:10栄駅着。
15:15愛知県芸術劇場コンサートホール着。
昨日のブログに続く。