今年度から講師としてお世話になっている名古屋音楽大学へ、今日は個人レッスンではなく、サクソフォンラージアンサンブルのレッスン。


サクソフォンの全専攻学生と一部副科履修生で構成されていて、12月のコンサートを目指して練習が始まっている。


指揮は講師が分担し、僕はモーツァルトの交響曲第41番「ジュピター」4楽章を振ることになった。


新参者ではあるが、あまり遠慮はせずに自分の考えや大切にしていることを正直に開陳しながら進めた。


さすが音大生、こちらが求めていることを掴む勘が鋭く、とても楽しく、充実した時間となった。


明和高校の授業と合わせると、楽典、音楽史、管楽合奏、2年生演奏研究(即興演奏)、ソルフェージュ、3年生演奏研究(現代音楽)、重奏、芸術音楽(普通科)、サクソフォン専攻レッスン(高校・大学)、そしてサクソフォンラージアンサンブルと、いまだかつてない種類の授業を担当している。


これらの点を線で繋げられるような授業展開を目指して準備していきたいと思っている。


ラージアンサンブルでも、モーツァルトを演奏する以上、18世紀のヨーロッパを知って取り組みたいところだ。