今年度は、公開講座を充実させることが一つのコンセプトだった。


もう年度末ながら、今日は愛知教育大学の助教、田舎片麻未先生にお越しいただき、音楽との向き合い方について講義していただいた。


名教師として名高いハンス・ライグラフ氏(1920-2011)の研究論文で東京藝大から博士号を授与された田舎片先生は、明和高校音楽科の卒業生。


今日はそのハンス・ライグラフ氏のレッスンの真髄から、良い音とは、教えるとは、音楽とどう向き合うか、音楽とはなんなのかなど、深遠なテーマで講義が進んだように感じる。


最後のライグラフ氏の言葉、「音楽は哲学だから」が、生徒たちに突き刺さっていた。


田舎片先生の講義。


ハンス・ライグラフ氏。