昨日はヒム・クワイアの第2期生の2回目の定例会だった。
レスピーギ作曲、リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲を音出しながら、中世ヨーロッパ、イタリアについて思いを馳せる時間。
ヨーロッパというのは、理想を古代ローマに求めるというのを読んだことがある。
故に、現代でも国が違えどEUという組織にまとまり、通貨を統一することに違和感がないという。
確かに日本人は外国人と結婚して生まれた子供をハーフと言ったりするが、何年か前、母がフランス人、父がベルギー人ですと言っていたフランス語の先生にハーフという意識があるかと問うと、全くないと言っていた。
2000年前の精神性が今もなお生きているというのは凄いと思うが、考えてみればその時代から「日本」でしかなかった我が国の民族性にも、そんな変化はないのかもしれない。
世界の各国の変遷は凄まじい。
古風な舞曲とアリアの原曲と言われる作品が書かれたのは16〜17世紀。
イタリアはどんなところだったのだろうか。
