昨日の記事に続くが、絵画も素敵だが、写真というのはリアルなロマンがある。


初めての写真撮影に成功したのは、1826年、フランスのニエプス兄弟によってらしい。


1826年といったら、ベートーヴェンが逝去する1年前、まだ生きているのだ…!


なぜベートーヴェンを撮影してくれなかったのかと地団駄を踏みたくなるが、まだ1枚の写真を撮影するのに8時間かかったというので、かのベートーヴェンは耐えられるはずもなかっただろう。


人物撮影にはまだ向かなかったのかもしれないが、かなり早い段階で材料等の改良が行われ、日本では1857年に撮影された薩摩藩11代藩主、島津斉彬の肖像写真が最古と言われている。

島津斉彬の養女は、昨日の記事にも載せた徳川家定の正室、天璋院篤姫である。


1857年…。

ロシアのグリンカやウィーンのチェルニーが没した年。

そして大政奉還まであと10年。


んん、アツい…!!


ちなみにヨーロッパでは日本よりも早く人物撮影が行われていたので、1849年に亡くなったショパンの写真などが残っている。

1849年、まさに晩年のショパン。

39歳。


アツい…。