午前中は休みだったので、初めて子供2人を連れて公園に行った。


2人の面倒を見るのは大変かと思いきや、いつの間にか「お姉ちゃん」に成長した娘は頼もしく、自分の遊びよりも弟の遊びを優先し、帰り際に弟の水筒を父が持っていないことに気づき、探し出してくれた。


弟は常に姉を見ていて、姉のすることをとことん真似ようとする。


姉が歩いたところを歩き、姉が遊ぶところで同じように遊びたい。


自分の弟もそうだったかもしれない。


ただそれは物心をついたあたりからキッパリとなくなり、弟は僕を反面教師として要領よく生きていた。



夕方からはコンクール審査。


僕は管、弦楽器の担当だったが、ちょうど到着した時にピアノの最後のグループが演奏していて、明和高校音楽科の在校生と卒業生の演奏を聴くことができた。


卒業生とは数年ぶりに会って話すことができ、演奏に対する悩みなども聞かせてくれたが、当然高校生の時より集中力も演奏力も高い成長した演奏を聴かせてもらい、嬉しかったことを伝えることができた。