今日の音楽史はフランツ・リストの半生。


先週のパガニーニに続くヴィルトゥオーゾの紹介と感じるかもしれないが、2人の人生はやや似通ったところもないことはないが、終末はまったく違う。


世界的に有名な2人でありながら、あまり詳細にまとめられた伝記などは残っていないという。


現在教科書として使用いる本にも簡単な紹介しかない。


悪魔と信じられ埋葬すら拒否し続けられたパガニーニ、ハンガリー出身と言われながらその生誕の地ライディングは後にオーストリア領となり、ハンガリー語も話せない根無草のリスト故の悲しき現実かもしれないが、この2人が後世に残した影響は計り知れない。