昨日の夕方、門下生コンサートを終えてから一路飯田へ。
今日本番の飯田OIDE長姫高校吹奏楽部定期演奏会での共演を控え、夜はリハーサルだった。
ギリギリの到着となり、バタバタと準備をしてステージに行くと、ステージにはオケ友音楽祭や飯田市民吹奏楽団との共演でお世話になった方々が多数着席されている。
長姫高校のOBの方々である。
この方もこの方も長姫出身だったのかと驚きながらも、とても嬉しい気持ちになった。
やはり僕にとってはこの街は帰ってくるところだ。
10年前、長姫高校と飯田工業高校が合併して今の飯田OIDE長姫高校になったと聞いているが、その10回目という節目にゲストで呼んで下さったのは本当に嬉しい。
指揮の中村真太郎先生は、2009年のオケ友1回目からの付き合いで、同い年で誕生日も2日違いということもあり、もはや他人とは思えない間柄なのだ。(僕にとっては!)
今日の本番では、モリコーネやカーペンターズといった往年の天才達の音楽を世代を超えたプレイヤーたちと共有でき、演奏中に感極まる瞬間があった。
幸せな時間だった。
プロとして一つ一つの本番にあまり自分よがりな感想を持ってはいけないのかもしれないが、今日の本番は素直に幸せで、楽しかった。
飯田には、正しい時間の流れを感じる、という表現が合っているかはわからないが、ここで出会った方々との触れ合いは、いつも慌ただしい日々に我を忘れそうになる自分をリセットさせてくれる。
僕はとにかくこの町とこの町の人達が大好きなのだ。