「ベルビギエによる18の練習曲」は、元々フルートのエチュードだが、マルセル・ミュールがサクソフォン用に校訂し、マルセル・ミュールのサクソフォン教程の一冊となっている。
実はこのエチュードにはフルートのデュエット版が存在する。
1stパートはオリジナルのエチュードをそのまま演奏するが、2ndパートはとても簡易な、しかしハーモニーを大きく感じさせてくれるパートを演奏することになっている。
サクソフォン版ともほぼ音が同じため、このまま演奏できる。
よくレッスンで使用するが、普段1人で吹いてるときは辿々しいことがあっても、デュエットになるとスムーズに演奏できることがあるのが不思議で面白い。
当然僕は2ndを担当するが、たまに交代してみると楽しいのだ。