明日は明和高校音楽科今年の卒業生、鈴木真明地君のリサイタルがある。
数年ぶりのMeiwa WIND Groupのスピンオフコンサートとしての公演。
小学生の頃からサクソフォンに親しみ、ジャズの道に進む夢はその頃からブレることなく、先日高校を卒業した。
クラシック音楽を勉強したいから明和高校に来たという彼の気持ちを汲み、僕はラクールやベルビギエ、フェルリングなどの王道エチュードや、ミュールのために書かれた小品を遠慮なく他の生徒と同じようにレッスンしてきた。
一方試験やコンサートでは、クラシック音楽の様式を備えながら、ジャズのスタイルで展開される作品を何曲か演奏した。
そんな作品は、クラシカルなアプローチで演奏する部分や様式などのこと以外の部分は、ほぼ100%彼に任せていた。
今回のコンサートも、声かけだけはしたが後は彼に任せている。
僕もいち客として楽しみにしている。