自室には音楽に関するDVDが並ぶコーナーがあるが、音楽映画が多い。
ドラマチックな人生を送った音楽家は、複数の映画の主人公になっていたりする。
クララ・シューマンなどは3つの映画があり、三者三様の描き出され方をしている。
ちなみにショパンのエチュード作品10-3は、邦題が「別れの曲」とされた映画の中で象徴的に使われた曲で、それが元となり「別れの曲」言われるようになった。
ショパンの意図ではまったくないはずだが、最近は音楽史の本にも「別れの曲」として紹介されているのを見かけたりし、個人的にはけしからぬと感じている。
あの曲はエチュード作品10-3以外の何者でもないのだ。