先月の名フィルでのアンドロイドとの共演から、アルヴォ・ペルトの音楽にハマっている。


その時演奏した「フラトレス」はソロヴァイオリンと弦楽オーケストラ、そして打楽器の音楽だったが、調べると様々なヴァージョンがある。


なんと管楽八重奏ヴァージョンもあるらしい。


僕がとても気に入って聴いているのは、「カントゥス」という曲で、イギリスの作曲家、ベンジャミン・ブリテンが亡くなった時に書かれている。


もちろん現代的な作風ではあるが、その中には胸を締め付けるような美しさが横たわっている。


ペルトは1935年にエストニアに生まれた作曲家で、現在86歳。


日本でも高松宮殿下記念世界文化賞を受賞し、2014年に来日している。