3年生が卒業して数日になる。
先日空になった教室を掃除してくれる2年生に、もう面影は残すな、次は君たちの城だ、残ってるものがあらば迷わず捨てるのだと指示して、信長ばりに颯爽と教室を出たのだが、ある掲示物が目に映ってしまったのを振り払うことができず、舞い戻って剥がして自席へ持ち帰って貼り直した。
まだ思い出を払拭するには自分には早すぎた。
こんなことではいけないが、これを見るとあの時の熱い数週間と、今まさに頑張っているであろう卒業生への想いが込み上げる。
3年生が卒業して数日になる。
先日空になった教室を掃除してくれる2年生に、もう面影は残すな、次は君たちの城だ、残ってるものがあらば迷わず捨てるのだと指示して、信長ばりに颯爽と教室を出たのだが、ある掲示物が目に映ってしまったのを振り払うことができず、舞い戻って剥がして自席へ持ち帰って貼り直した。
まだ思い出を払拭するには自分には早すぎた。
こんなことではいけないが、これを見るとあの時の熱い数週間と、今まさに頑張っているであろう卒業生への想いが込み上げる。