今日は2、3年生の副科試験が行われた。

副科とは、専攻とは別に他の楽器や声楽、語学などを履修するもの。

ピアノ専攻は声楽が、ピアノ専攻以外の専攻はピアノが必修副科となっていて、それ以外に一つ履修することができる。

僕が担当するのはフルート、弦楽器、打楽器、作曲の副科試験で、入学したての1年生の頃は音も出てるのか出てないのかのフルートに振り回されていたピアノ専攻の生徒が、3年になるとちゃんとフルートで音楽を奏でている。

部活のように毎日吹くわけではないだろうに、よく頑張っていることを毎回試験で感心する。

作曲作品も、大袈裟ではなく、毎回名曲が誕生している。


僕ももしこの学校にいたら、何を希望しただろうか。

彼女たちを見ていると、今からでも何かやりたくなってしまう。