復活節第2日 | J.A.Ludwig(山田康弘)のブログ

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この名は、尊敬する3人の音楽家からお借りしました。

 聖書の中で、不思議で最も印象深い箇所の一つと言われるルカ241335のエマオに向かう途中の弟子たちに復活したイエスが現れた物語をテーマとする。「喜べ、汝らもろ人の心よ」BWV66は、ケーテンでの主君、レオポルト公の誕生祝いに書かれたもののパロディー。「至福」と「風評」の対話が「恐れ」と「希望」に置き換え、生かされている。「われらと留まりたまえ」BWV6は、より聖書に密着している。受難曲の終曲を彷彿させる冒頭部分は、弟子たちの不安を映し出すかのようであり、以下、珠玉のアリアが続く。