毎日お知らせ、今年もやります!

Xmasコンサートinライフセンタービブロス堂!

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12月16日(土)17時開演!

入場は無料ですが、事前申し込みが必要です。

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kohagura302@galaxy.ocn.ne.jp

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先日のリハーサルでは、共演者といろいろコミュニケーションを深めながら、音楽自体も深まっていき、とても有意義な時間でした。

ソロ演奏も頑張ってますが、コラボレーション企画もとても素敵な仕上がりです。

乞うご期待!!

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昼間、ビデオにとっておいた「左手のピアノ国際コンクール」を見ました。再放送だったのだろうか。2019年の放送?2019年に実施したコンクール?今から4年前の話です。
もともと私の価値観、持論として「音楽、芸術に点数をつけるものではない」「競い合うものではない」があります。なので、ピアノのコンクールにも「なぜ競い合うのだろう」「点数をつけるなんて愚かだ…💦」と思っています。

しかし「若い、新しい才能を発掘し、育て、世に送り出す」ためという側面からすると必要だと思いますし、20代の演奏家が世界舞台に立ち、「コンサートピアニスト」を職業にできるようになるには、「国際コンクールで優秀な成績を収める」ことが不可欠なのが、現実です。

まあ、私のような60過ぎのピアノ愛好者は、どんなにピアノ好きであっても、どんなに一生懸命長時間練習を重ねても、コンクールとは無縁です。

コンクールに出なくても、コンクールで優勝したりいい成績をおさめなくても!

「ピアニスト」と自称するのは自由ですし、条件さえあれば、リサイタルもコンサートも開催してしまえます。現に個人のコンサートを何度も開催してますし💦

と、もともとコンクールにたいしてネガティブな考えの持ち主なので~~

今日、左手のピアノ国際コンクールをみた印象は

「やっぱり、いらなんじゃない?コンクールって!」と思ったことでした。

このコンクールに出場した方々は、さまざまな事情・理由でで、右手が効かない、動かない方たちです。左手だけで演奏します。

若い世代でこういう事情を持っている方が大勢いらっしゃるようです。

参加された方は優勝めざして一生懸命練習され、努力されていました…が、やはりこれを見ていて

「果たしてコンクールである必要があるだろうか?」と思ってしまいましたね。

アマチュア部門に出場したある男性は上位入賞を逃して落胆し、「もっと難しい曲を弾けっていうこと?」と嘆いていました(その後入選にはなりました)。

1~3位を獲った方がたが口々に言っていたのは「左手のピアニストは自分だけじゃないんだ、仲間がいるんだとわかり励まされた」「左手だけでも十分素晴らしい演奏はできると自信が持てた」「こういう場があると励みになる」といったことでした。

う~~~ん、そういう場でいいのであれば、もっと「コンクールでなくて、発表会でいいのでは?」

「1年に1回だけでなく、また参加費に高額出すのではなく、アルテの発表会のように気軽な参加費用で、頻繁に発表会があったら、それが一番楽しく、日々のモチベーションにもなるし

コンクールという『点数をつけられる世界』じゃなくて、十分いいはずだけど。それに両手のピアニストの方たちと普通に交流して、もっとピアノ仲間を増やしていけると思うし・

と、感じ入った次第です。

ピアノだけでなく、クラシック楽器は幼い子どもの頃から「コンクール」がついてまわりますが

どんんなに世界的権威のあるコンクールでも

所詮、そこに出場した人たちのなかでの「相対的評価」に過ぎないですよね。

世界的コンクールで一等賞をとったとしても!!

果たしてその人が一生、コンサートピアニストとして活躍していけるか大成できるかは別問題。

と、日本を代表するピアニスト・中村紘子さんの名著『チャイコフスキーコンクール~ピアニストがみた現代』に詳しく書いてあります。

ぜひお読みください!

 

国際コンクールの功罪、光と影、ありますね。

私的言葉でいうと「コンクールは産業になってしまっているので=コンクールで儲かる、成立している職業が、仕事が多すぎ、影響が大きい」わけですね。

構造になっているので、いくらオバサンひとりが「芸術に点数なんかつけるな!」と叫んだところで

びくともしない産業構造になっています。

ただし、、、ホント~に「左手のピアノ弾き」のための「国際コンクール」が必要なのだろうなあ。

一愛好者の立場から、単純に考えると、「コンクールよりより多くの方が集え、ピアノの良さを共有できる発表会をたくさんやって、ソいう言う場があればそれでいいのではないだろうか?」

と思った次第ですはい。

こういうネガティブな内容だと炎上したり、攻撃されたりしそうですが

ま~私は沖縄の片隅で演奏活動しているただのオバサンなので、影響力は皆無だと思ってます!