突然ですが、私とセバスチャンは大の『○将』好きです。(笑)いや、正確には「私が」○将好きなのです。(餃子が特に好き)
出張で他県に行っても、その地で○将を発見すると
吸い寄せられるように入ってしまう・・・。
そういう私の影響で、彼も好き(タダ単に慣れただけ?)
になりました。
今日も二人でお昼に行ってきました。セバスチャンは基本的に「家でごはん」が好きです。私も同感なのですが、彼が小学校高学年に入る頃から意識的に外食の機会を設けるようにしてきました。このblogの「誕生日」という日記の中にも書いたのですが、静かにセバスチャンと一緒に外食をするということが小学校低学年頃までは困難を極めたからです。外食に行くと必ず何らかのトラブルが起きるのです。食事がテーブルに並んだにも関わらず、私とセバスチャンだけが外に出る、もっとひどい時は先に帰るなんていうこともありました。(ひとたびパニックを起こすとその場にいることができません。)小さい頃の彼の目から見える世界と聞こえる世界の中では、「外食」はあまりにもイレギュラーなことが多すぎたのです。「情報量」が多すぎるという表現が適切でしょうか。周囲から聞こえる声や物音がとても大きく聞こえ、食時がいったい「いつ」出るのかが分からない。ファミリーレストランの入り口にあるおもちゃにも釘付けになり、足止め状態になってテーブルに座ることができないということも度々ありました。そういった困難さは、2~3歳の子どもがダダをこねるといった種のものではありません。野球観戦などに使う「メガホン」を思い出してみて下さい。口をつけて声を出す小さい方ではなく、声が出る大きい方の部分から小さい方の口に向かって覗き込むと視界が非常に小さくなります。とても小さな視界なので、広く周囲の様子が見えない、一箇所だけがはっきりと見えて、他はぼんやりとしか見えていない、そういう感じなのではないかと思います。音に関しては補聴器のボリュームを最大限にして耳に装着するような感じでしょうか。しかも、言葉をまだほとんど理解していないので、知っている単語だけを拾ってしまい、聞こえた単語、例えば「コーラ」が気になってしょうがないのです。「え?コーラが飲めるの?」でも、この質問が言葉で言えません。こうなると、あとはお決まりのパニックです。「どうなってるんだよ!!何がなんだかわかんないよ!!」これも言葉で言えません。本当に辛かったと思います。当時は私もそういうセバスチャン側の世界をよく理解していなかったので「なんで、いつもこうなるの・・・。」情けない気持ちと悲しい気持ちでいっぱいになりよく泣いていました。家の中でも同様でした。食事が進まないのです。座って最後まで食べることができませんでした。「食べる部屋」、「遊ぶ部屋」、「寝る部屋」という風に分かりやすく目的別にすることで小学校低学年時にはようやくある程度は落ち着きましたが、その時点でもやはり「外食」は困難でした。外食に限らず、病院、理髪店でのカットなど、様々な公の場での拒否(パニック)が彼には多かったので、いかにして普通に利用できるようになるかが私の中での課題でした。そういう事情もあり、外食に関しては理解力が飛躍的に伸びた高学年時に再トライを試みました。外食練習をするのに最適の場所が図書館1階にあるレストランでした。「図書館大好き」を利用したのです。1年間、毎週図書館の1階でランチを食べ続けました。そこで起きたトラブルは、そこで一緒に解決しました。実地訓練とでも言うのでしょうか。「困った時の攻略法」というかたちでQ&A方式で外食時のマナーを教えました。そして、月日は流れ・・・結果が今日の写真の○将です。(笑)外食OK、どこでも大丈夫。何でも食べます。相変わらず貨幣価値はイマイチわかっていませんが、注文し、レジでお金を支払い、お釣りをもらうという一連の行動はできるようになっているので現時点ではよしとしています。まぁ、色々なことがありましたが本人の成長に合わせてタイミングを見計らって小さな変化をつけることで対応力は伸びるもんだというのが結論でしょうか。来週もセバスチャンと一緒にどこかの○将に行っているかもしれませんね。
なんて変な寝姿!!
今回は「ケンカ」がテーマです。