0fc1da10.jpg突然ですが、私とセバスチャンは大の『○将』好きです。(笑)
いや、正確には「私が」○将好きなのです。(餃子が特に好き)
出張で他県に行っても、その地で○将を発見すると
吸い寄せられるように入ってしまう・・・。
そういう私の影響で、彼も好き(タダ単に慣れただけ?)
になりました。

今日も二人でお昼に行ってきました。セバスチャンは基本的に「家でごはん」が好きです。私も同感なのですが、彼が小学校高学年に入る頃から意識的に外食の機会を設けるようにしてきました。このblogの「誕生日」という日記の中にも書いたのですが、静かにセバスチャンと一緒に外食をするということが小学校低学年頃までは困難を極めたからです。外食に行くと必ず何らかのトラブルが起きるのです。食事がテーブルに並んだにも関わらず、私とセバスチャンだけが外に出る、もっとひどい時は先に帰るなんていうこともありました。(ひとたびパニックを起こすとその場にいることができません。)小さい頃の彼の目から見える世界と聞こえる世界の中では、「外食」はあまりにもイレギュラーなことが多すぎたのです。「情報量」が多すぎるという表現が適切でしょうか。周囲から聞こえる声や物音がとても大きく聞こえ、食時がいったい「いつ」出るのかが分からない。ファミリーレストランの入り口にあるおもちゃにも釘付けになり、足止め状態になってテーブルに座ることができないということも度々ありました。そういった困難さは、2~3歳の子どもがダダをこねるといった種のものではありません。野球観戦などに使う「メガホン」を思い出してみて下さい。口をつけて声を出す小さい方ではなく、声が出る大きい方の部分から小さい方の口に向かって覗き込むと視界が非常に小さくなります。とても小さな視界なので、広く周囲の様子が見えない、一箇所だけがはっきりと見えて、他はぼんやりとしか見えていない、そういう感じなのではないかと思います。音に関しては補聴器のボリュームを最大限にして耳に装着するような感じでしょうか。しかも、言葉をまだほとんど理解していないので、知っている単語だけを拾ってしまい、聞こえた単語、例えば「コーラ」が気になってしょうがないのです。「え?コーラが飲めるの?」でも、この質問が言葉で言えません。こうなると、あとはお決まりのパニックです。「どうなってるんだよ!!何がなんだかわかんないよ!!」これも言葉で言えません。本当に辛かったと思います。当時は私もそういうセバスチャン側の世界をよく理解していなかったので「なんで、いつもこうなるの・・・。」情けない気持ちと悲しい気持ちでいっぱいになりよく泣いていました。家の中でも同様でした。食事が進まないのです。座って最後まで食べることができませんでした。「食べる部屋」、「遊ぶ部屋」、「寝る部屋」という風に分かりやすく目的別にすることで小学校低学年時にはようやくある程度は落ち着きましたが、その時点でもやはり「外食」は困難でした。外食に限らず、病院、理髪店でのカットなど、様々な公の場での拒否(パニック)が彼には多かったので、いかにして普通に利用できるようになるかが私の中での課題でした。そういう事情もあり、外食に関しては理解力が飛躍的に伸びた高学年時に再トライを試みました。外食練習をするのに最適の場所が図書館1階にあるレストランでした。「図書館大好き」を利用したのです。1年間、毎週図書館の1階でランチを食べ続けました。そこで起きたトラブルは、そこで一緒に解決しました。実地訓練とでも言うのでしょうか。「困った時の攻略法」というかたちでQ&A方式で外食時のマナーを教えました。そして、月日は流れ・・・結果が今日の写真の○将です。(笑)外食OK、どこでも大丈夫。何でも食べます。相変わらず貨幣価値はイマイチわかっていませんが、注文し、レジでお金を支払い、お釣りをもらうという一連の行動はできるようになっているので現時点ではよしとしています。まぁ、色々なことがありましたが本人の成長に合わせてタイミングを見計らって小さな変化をつけることで対応力は伸びるもんだというのが結論でしょうか。来週もセバスチャンと一緒にどこかの○将に行っているかもしれませんね。
f753639a.jpgなんて変な寝姿!!
パジャマに「袖なしハンテン」を羽織るのが彼のいつもの
寝る前のスタイルです。
そして、いざ就寝となるとその袖の部分からなんでか?
顔を出して寝るのがセバスチャンのお気に入りにのスタイル
なのです。
変!!かなり変だ~~~!!(笑)セバスチャンにはこの他にも色々な決め事があります。寝る前に必ず「歯、しっかり磨いた?つるつる?ピカピカ? つまってるものない?磨き残しない? おばあちゃん、おやすみ。」朝は「歯、しっかり磨いた?つるつる?ピカピカ? つまってるものない?磨き残しない? お母さん、いってきます。」起きる時間は6時半。寝る前と登校する前に必ずコップ1杯の水を飲む。この他にもたくさん、たくさんありましたが最近は徐々に減ってきています。自閉症の子どもや大人には、こういった儀式化したこだわりをもっている人はたくさんいます。でも、よ~~く考えると普通の人にだってありますよね。じゃぁどこが違うかというと、やはり自閉症の人はそういう「儀式」がどんどん膨らんで、生活することがとても辛くなる、困難になっていくことが多くあるというところでしょうか。セバスチャンも一時期、一日の生活が数多くの儀式でいっぱいになり、夜も眠れないという事態になりました。今も儀式はあるのですが、まぁ、どこにいても遂行できるような(場所が変わってもできる)ものだけが残っているといったところでしょうか。ちなみに、ハンテンをかぶるこだわりは今はありません。この写真は昨年のものです。「来年はなくなっているやろうから、今のうちに撮っとくか。」そう思って撮影しました。ほんま、面白い息子です。* マニアックネタになりますが、「プリンプリン物語」に  出てくる「アクダ共和国」の後頭部の大きい王様?  に似ているなぁ。
414620d8.jpg今回は「ケンカ」がテーマです。
皆さんは家族、恋人、だんな様、奥様とケンカを
しますか?
私はまぁ、滅多に、というかほとんどしません。
しかし、女性なのに「にいさん」という呼び名に
なっているには理由があります。
怒ると、関西弁で言うところの「おっさん」に
なるからです。(笑)
関西以外の方も吉本新喜劇はご存知ですよね。新喜劇の芸人さんの中に「未知やすえ」さんという女優さんがいるのですが、彼女の芸風が正にそれです。「あほんだるぁ~~、おんどれ、なめとんのかぁ!!」と、クダを巻いた後で「あなた、私こわい~~。」と、カワイコぶりっこになるというあの芝居です。自分の名誉のために言っておきますが、本当に、まぁ、滅多にそういうことにはなりません・・。だからこそ、普段は怒らないのです。ガラが悪いのはダメですからね。職場でも、「仏のにいさん」と呼ばれています。(このあたりはうちのスタッフからの反論が恐いな・・)唯一、本当の私の勢いを知っているとしたら、やはりセバスチャンです。今日も部屋の掃除をする、しないで軽くもめました。彼の言い分としては、自宅に戻ってきたのが遅いので部屋の掃除はしなくてもいいだろうという言い分。こちらは無責任に「そう思ってるんやったら、それでいいんとちがう?」その返事がセバスチャンは気に入らなかったのです。「ぼくはもう、明日は学校に行かない!!」そこからまぁ、関係のないことを延々と言い出しました。今の彼は幼児期のような激しいパニックは起こしません。しかし、混乱すると意味不明の否定文をやたらと連呼します。これがパニックのなごりです。こうなると、もう手短に終わらせるのが一番『平和な解決策』です。「もうええ!!それ以上は言わんとき。ええか、もうええ。 二度と言わんで。」そう言って部屋を出ます。この時、戸を幾分か強めに閉めます。すると、彼はこれが「ケンカ」であると察知します。しかしお母んはめちゃくちゃ怖い、正面切ってケンカをすると大変なことになる・・・。(よくご存知ですから。)自室で「つぶやき」がはじまります。「くそ~、なんであんなに怖いんだ。まったくもう!! お母さんは本当に害虫だよ!!大変な害虫だ!! こうなったら自分で落ち着けるしかない。 よし、まず深呼吸だ。云々・・・。」5分ほど経過すると、平然とした顔で「もう落ち着いたよ。だいじょうぶ。」「おうっ、そうかい。」「パソコンしたいから僕と代わってよ。」「これが終わったら交代するよ。ちょっと待ってね。」今、正にその会話をしていました。じゃ、セバスチャンと交代しましょうかね。* ちなみに、掃除をしない代わりに部屋をくまなくチェックして 小さなゴミを自分から拾い、 「さっきはごめんね。」 と、彼から先にあやまってきました。 あっ、私もきちんとあやまりましたよ。 ケンカ両成敗ですからね。