何をしている写真でしょう??実はこれ、教科書を入れすぎて
チャックが閉まらないのです。
セバスチャンが学校に教科書を置いてくることは
まず考えられません。
毎日教科書を持ち帰り、そして毎日大変な量の教科書を
持って行きます。
今の授業で使っている教科書だけ持って行けばいいのに、彼は
「もしかしたら、これも必要になるかもしれない。」
そういう『保険』をすぐ掛けるのです。
私から言わせれば
「ありえな~~~~い!!」
って感じですね。(笑)
はじめは家で紙に書いて「必要な教科書」を示しました。でも、彼はこう言ったのです。「重くたっていいんだよ。忘れ物をしたくないから持って行くんだ。」「ふ~~ん、そんなに重いカバンを毎日担いで学校に 行ってたら、ぜ~~~~ったいに背が伸びへんで。」「いいんだよ。背なんか伸びなくたっていいんだ。」そこから一切ブタかばんについてあれこれ言うのはやめました。だって、カバンが閉まらなくても彼なりに工夫して最後にはしっかりと閉まっていますから。今朝も座って背負ったら絶対に立てない重さのカバンを腰より高いテーブルの上に置き、器用に担いでいました。そうそう。セバスチャンととてもよく似た女性(30代)も「重いカバン」を背負っていました。彼女は出かける時に「あれもいるかもしれない、これもいるかもしれない。」そう思って沢山荷物を詰め込みます。でも・・・。会社に実習に行くと決まった時に私からこう言いました。「働くための練習をしに行くのだから、必要な荷物だけ 持って行きましょう。」そう言って、必要な物を紙に書いたら、あっさりと納得しました。今はとてもシンプルな物だけをカバンに入れて、毎日元気に実習に行っています。彼女はその荷物以上に「会社で働きたかった」のです。荷物よりも働きたい気持ちが勝っていたから彼女にとっての大きな変更を受け入れることができたのでしょう。セバスチャンも今はブタかばんですが、きっと彼女のようにこだわりよりも勝る何かが見つかると、あっさりと変更してしまうのでしょう。だから今は何も言いません。
セバスチャンの通う中学校は「朝一読書」に