今日は93歳の我が家の大ばあちゃんが
2ヶ月ぶりに自宅に戻ってきました。

12月初旬に背骨の圧迫骨折(自然骨折)で
入院し、実に3回の入退院を繰り返しています。
93歳で2度も骨折をすると、普通なら「寝たきり」
を想像するでしょう。
しかし大ばあちゃんは今日の退院を、きちんとした
身なりで、杖をついて歩き、お世話になった
病棟の皆さんに挨拶をして回っていました。
私もばあちゃんの後ろについて一緒に回りました。

歩いて退院すると強く願っていた大ばあちゃんは、
痛みが引いた時点で担当医と話し合って
リハビリに精を出していたそうです。

とにかくすごい人なのです。セバスチャンや私の「ありがとう」の師匠は大ばあちゃんだと思います。今日も、病院まで迎えにいったら「ありがとう」、車中でも「ありがとう」そして、家に着いたら「今日は私のために時間を割いてくれて本当にありがとう」決して謙っているのではありません。大ばあちゃんと一緒にいると、『自分に何ができるか、何か役に立てないか?』を自然と考えるようになります。なぜなら、いつも先に大ばあちゃんから「私にできることはないかえ?」と、聞いてくれるからです。母や私の周囲の人は皆、大ばあちゃんが大好きです。大ばあちゃんが入院している病院には、いつも色々な人が代わる代わるお見舞いに行ってくれました。我が家に遊びに来る人は、皆さん真っ先に大ばあちゃんに挨拶します。つまり、ファンが多いのです。(笑)やさしくて、芯が強くて、努力家で、困っている人を放っておけない、ちょっとお人よしな大ばあちゃん。やっぱり一番のファンは私ですね。「我が家の匂いが一番じゃねぇ。」また明日からいつもの生活に戻ります。あ~よかった。
セバスチャンの中学校も卒業式を終えました。

「ぼくも○君と一緒に卒業するよ!!」

同じクラス(養護学級)の○君が卒業するということに
少々混乱していたセバスチャンは大きな声でそんなことを
言いました。

「○君は3年生、セバスチャンは1年生やん。だから
 卒業はしないんだよ。」
「いやだ!!ぼくも卒業する!!」
結局、学校で先生に
「セバスチャン、お前はまだ卒業まで2年あるぞ。」
そう言われて渋々納得していましたが・・。

『卒業』という言葉に妙に敏感になるセバスチャン。
彼なりの理由があるのでしょう。
彼の小学校生活は本当に充実していました。よい友達にも恵まれ、よい先生との出会いもあり、そして先生との出会いの中で「学ぶ」ことの楽しさを知りました。小学校の卒業式の姿は今でも忘れられません。誰よりも大きな声で返事をし、しっかりと証書を受け取り、皆と一緒に式に参加することができたのです。入学式はパニックを起こして一時ストップさせたセバスチャンが、ここまで成長するとは・・・。そういう思いで見つめていました。式が終わったところで、同じクラスのF君からプレゼントをもらいました。開けてびっくり!!箱の中には小さな額、そしてその額の中には「感謝状」が入っていました。      感謝状               セバスチャン様     あなたは、雨の日も、風の日も、   あきずに僕と帰ってくれました。   もしセバスチャンがいなかったら、   ひとりぼっちで、ぽつぽつと   さみしく帰っていたでしょう。   毎日一緒に帰ってくれたので、   寄り道もせず、まっすぐ帰れるように   なりました。   6年間どうもありがとう。平成16年3月            Fやんちゃな子なんですよ。(笑)こういうプレゼントをするタイプの子ではないはずなのに、いい意味で裏切られたなぁ。彼とお母さんにはただただ、「ありがとう」この言葉に尽きますね。感謝状はセバスチャンの部屋に今も飾っています。卒業証書と同じぐらい大切な、大切な宝物です。3月ってそんなことを思い出す季節ですね。
2f21d8c5.jpgセバスチャンは本が大好きです。
とにかく色んな本を読んでいますが、
なぜか?学校で読んでいる本はいつもの彼の趣味と
少々違います。
家と学校では「顔」が違うからでしょうね。(笑)

読んだ本を計算すると、
毎週5冊×4週×12ヶ月=240冊!!
(まぁ、正確には同じ本を繰り返し読んでいるのでこの半分
 ぐらいでしょうか?)今日借りた本がまた面白い。先週は人物に関する本ばかり。今回は「クラシック」に関係する本ばかり。『管弦楽曲』、『交響曲』、『室内楽曲』、『オペラ、オペレッタ名曲選』、そして『滝廉太郎』ただ、こんなに読んでいるのですが、たぶん普通に読んでいないと思うので感想は書けないでしょう。(笑)セバスチャンが言うには「主に解説などが面白いんだよ。」ほう、解説ねらいですか。中身をちらっと読んでみると、確かに彼のチョイスは解説っぽいものばかりです。こういう本をたくさん読んで、日曜日の夜の『○響アワー』を堪能しているようです。しかし、あの番組の何がそんなにいいんだろう??