夏休みが終わる前、とある高校へセバスチャンと
一緒に見学に行きました。
この写真は制服のまま実習に参加して
いる姿を激写したものです。(笑)
セバスチャンただ今中学2年生。
中学校のその先に、どんな選択肢が
あるのかを身をもって体験して、
そして自分で決めてほしい。
そういう思いがあったので夏休みの最後は
こんな企画で締め括ってみました。
中学校では
重い荷物(教科書)を背負い、
体育祭で「動くピラミッド」(ピラミッドごと歩くのです)
の土台をするために毎日筋トレに励み、
休みを返上してクラブへ行き、
苦しみながら、悩みながら積み重ねてきた
学校生活の中で得たことは、
彼も私も予想しないほど大きなものでした。
ただただ見学はきらいです。(笑)「やらせてみてください。」が口癖です。就労支援を進める中で、プレスやバリ取り、清掃、除草作業だってやりました。やってみると、見えることも多いのです。見えてくると、伝えやすいのです。今回もそうです。園芸実習を見学していたら、先生から「よかったら一緒にやりませんか?」というお誘いが・・。うっ、私がやりたい!!でも今回はぐっとこらえてセバスチャンだけ参加させていただきました。はじめに「どうぞよろしくお願いします。」と挨拶をして、流れ作業の中に入りました。うん。身体はだいぶできてるな。動きを見てそう感じました。ここからどんどん母から就労支援を進める側の目になっていきます。土の入った重いざるを持って次の人に渡す作業ではどの部分を持てばざるを落とさず続けて持てるかを工夫していました。(ほー、そんな工夫もできるのか。)背中を向けている先輩にざるを渡したいのですが何も言わずに相手が気付くのを待っています。思わず「○○君(セバスチャンの苗字)、ざるを渡す時は 声をかけて下さい。」と、アドバイスすると「すみません。お願いします。」と声を出していました。「終わり」が気になるセバスチャンは、ある程度進んだところで「後何回で終わりですか?」と、先生に聞いていました。先生が「そうだなぁ。あと20回したら終わろう。」すると、彼は1回から数えるのではなく、20回から消去していく方法でカウントし始めました。先生が、「セバスチャン君、あと何回だい?」「あと17回。」0(ゼロ)回になった瞬間、「お疲れ様でした。」そう言って、手をはたいて私の側に戻って来ました。ちなみに、セバスチャンは本当は土が嫌いです。ちょっと土に触れただけで繰り返し手をはたいていた子どもです。小学校5年生の組体操に加配付きで参加することになった頃から驚くほど変わっていきました。裸足で走り、グラウンド上で寝転び、その姿は彼を長く見てきた多くの人を驚かせました。何度も何度も手をはたき、身体をはたきながらも参加していたのですから。参加を最優先課題として先生方が配慮して下さったこと、それは「いつ終わるのか」を、必ず伝えるということです。そして、「大きな声で叱らず、静かに簡潔に指導する。たくさん誉める。」ここも大切にされていました。辛いこと、しんどいことには終わりがありその先に笑顔があるということを小学校生活の中で根気強く教えていただきました。そして現在。重い土運びだって出来ます。手をはたくのは最後です。汗は汚れた手を洗ってから拭くそうです。これは全て我慢です。でも、かわいそうな我慢ではありません。今なら、中学2年生のセバスチャンなら可能で経験してほしい範囲の我慢です。その代わりに(?)大好きな虫を作業を終えた後にじーーっと眺めていましたね。(笑)セバスチャン、よく頑張ったね。「大変だったけど、楽しかったよ。」OK!!母はバーチャルはあんまり好きでないから、これからも色んなリアルを一緒に体験してみよう。そこから選べばいいんだよ。行きたかったら、しっかり頑張ればいいんだよ。応援するからね。明日から新学期。また、大変な毎日がはじまるねぇ。



いきなりタイトルとちがう写真ですね。(笑)