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これがN中学校名物(?)
『動くピラミッド』です。
去年の運動会ではじめて見て、
「えーーー!!このままの状態で歩くのーー!!」
と、驚きました。




セバスチャンの通う中学校は、おそらく校区の中で
最も組体操に力を入れている学校ではないかと思います。
毎年見物客も多く、中学校の運動会とは思えない盛況ぶりです。
OBと思われる学生、そして近隣の小学校の子ども達など
とにかく、沢山の人がN中学校に集まりました。


去年の運動会ではじめて2年生の組体操を見たのですが、正直、「これは困った!!セバスチャンにできるのかーー!!」と呟いてしまいました。しかし、1年生の担任であったK先生から「大丈夫。いけるいける。今から筋トレしとけば 土台でいける。」と、太鼓判(?)を押していただき、それから1年・・・。本当に、1年間筋トレしました!!365日、一日も休むことなく決められたメニューをこなしたセバスチャン。今年は、動くピラミッドの土台にしっかりとなっていました。当日を迎えるまで、それはもう大変でした。過酷な練習、大怪我をするかもしれない、失敗できないという緊張感から、家で荒れまくっていました。我が家はセバスチャンが荒れても何も変わりません。イライラしていても、いつもと同じ。でも、彼の行動は運動会が迫れば迫るほどに拍車をかけていきました。ただただ静かに見守りました。そして運動会当日。どこにセバスチャンがいるのか、全く分かりません。小学校低学年の頃はどこにいてもすぐに分かるほど目立っていたセバスチャンですが、今年は違います。とても真剣なのです。「真剣に取り組まないと大怪我をする」この言葉をインプットしていたのでしょう。いい声を出していました。誰よりも大きな声でした。騎馬でも土台、組体操も土台、最も苦手な団体行動なのに、一生懸命参加していました。プレッシャーからイライラしていた彼ですが、ひとつひとつの競技が終える度に、とても満足した、素晴らしい表情を見せてくれました。先生や友達がさり気なくフォローしてくれていたことも大きいですね。帰宅するなり、「お母さん、僕の演技、どうたった?」「すごくよかったよ。本当にがんばったね。 えらいで、セバスチャン。」「うん!」とてもすっきりした顔をしていました。ほんま、よう頑張った!!先生方、そしてサポートしてくれたクラスの皆さん、本当にありがとうございました。感動しました。
出ずっぱりな9月もいよいよ大詰めです。(笑)
あと一箇所を残すのみとなりました。
ふ~、やれやれ。

自閉症児の息子を残し、こんなに出張に行けるのも
母と、そして忘れてはいけない大ばあちゃんのお陰なのです。

我が家の家族構成はちょっと変わっています。
男手がなし。(あ、セバスチャンがいました。)
大ばあちゃん、母、私、そしてセバスチャンの4人家族です。
大ばあちゃんは明治44年生まれの現在94歳。

同居して4年になりますが、この間に腰の骨の骨折、
背骨の圧迫骨折を3回、入院を3回しているにも関わらず、
毎回不死鳥のごとく退院して元の生活に戻っています。

病院の主治医や看護師さんたちからは毎回、
「信じられない回復力です。こんな高齢で・・・。」
と言われ、誰もが大ばあちゃんの回復の早さに驚きました。

でも、この回復の早さには実は理由があるんです。



骨折で入院していたある日、大ばあちゃんは私を呼び、「家に帰ると迷惑がかかるから私をどこかに入れてほしい。」と、涙ながらに訴えました。私はまず、大ばあちゃんが心配していることをひとつずつ確認していきました。整理するとこんな風になりました。● 自分が帰ることによって家族の生活が崩れてしまう● 人の世話になる方が気が楽● セバスチャンという障がい児もいるので自分は邪魔になる整理ができたので、まず大ばあちゃんの気持ちを尊重する方法をとりました。● 入院している間に担当のケアマネさんを呼び、  まずは相談してみようすぐにケアマネさんを呼びました。事前にケアマネさんには「家で一緒に暮らしたい」という家族の希望を伝えた上で専門家としてのアドバイスをしてほしいとお願いしました。ケアマネさんはヘルパーが入る時間を様々な用途に応じて増やすことができるということ、ホームや老人保健施設などは手続きをすれば入れるが、まずは自宅に戻ることを勧めると話されました。私からも「私は平日は仕事で家にいないけど、休みの日は家にいるよ。 ケアマネさんと一緒にプランを考えて大ばあちゃんも お母さんも困らないように自宅で生活できる方法を考えるから 家に戻ってきてよ。 何より、大ばあちゃんがいないとセバスチャンは どうなるの?大ばあちゃんがいるいから私やお母さんは 安心して仕事に出れるんだよ。ベッドに寝たままでいいから セバスチャンにおかえりって言ってあげてほしいんよ。」大ばあちゃんは、泣きました。おいおい泣きました。そして、納得した上で家に戻って来てくれました。今日は母がお友達と遊びに出かけているのでいません。夕食は大ばあちゃんと私とセバスチャンの3人です。いつもは大ばあちゃんと母とセバスチャンの3人です。セバスチャンの斜め横の席にはいつも大ばあちゃんがいます。出張から帰って来た私に「○ちゃん、セバスチャンはお母さんが留守でも 立派にしとったよ。私には何の口答えもしやせんかったよ。 あの子はかしこい子や。ええ子や。大丈夫やで。」と、報告してくれる大ばあちゃん。よくよく考えると、我が家には皆それぞれ役割がありました。それぞれができることをする。家族全員が主役ですね。(笑)そう、ドラマになってもセバスチャンの出番はねぇ・・・5話か6話目ぐらいかな?私が脚本家なら、確実に大ばあちゃんネタが多いドラマになるでしょうね。なにせ、明治44年生まれです。ネタはいくらでもあります。(ネタって言うなよぉ。)波乱万丈の人生を送ってきた人です。今日、図書館から戻ると家に大ばあちゃんがいませんでした。「あれ、鍵がかかってる。大ばあちゃんどこに行ったんやろ?」すると、セバスチャンが一言。「あぁ、だぶんー、友達のとこにでも行ってるんじゃないの?」ええ感じやなぁ。大ばあちゃん、これからもよろしくお願いします。あなたは私の人生の師匠です。そんなことを思った土曜日の午後でした。
先日、こんな映画を観て来ました。
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愛についてのキンゼイレポート





この作品はR-15指定映画です。
理由は簡単。
男性器女性器がそのままスクリーンに出てくるからです。
そんな映画がどうして映倫を通ったのか?
観ればわかります。
『性』の問題に大真面目に切り込んでいますから。

実は、この映画を観る前に図書館でこんな本を借りて読みました。

AV男優


借りる時に、窓口の男性が
「え?この本ですか?」
みたいな表情を一瞬見せたのが印象的でしたね。(笑)
障がいをもつ人と一緒に様々な取り組みを進めてきた中でいつも頭の隅にあったのが、この『性』の問題でした。障がいの中でも、特に知的障がいをもつ人達の中で性に対する欲求を封じ込められている人は少なくありません。(逆に恋人がいる、結婚しているなど、性生活もしっかりと 謳歌している人もいます。 でも、そういう人はまだまだ少ないなぁ・・・。)例えば、自慰行為を知らない、例えば、風俗に行きたいが親が許さない、例えば、アダルトビデオを借りたいが家では難しい例えば、家族から男女交際を禁止されている   (避妊の問題などがあるという理由で)男性は具体的です。お母さんから「ダメ!!」と言われている人も少なくないようです。これは要注意です。本当に。欲求不満が募って触法行為に及ぶ人もいますからね。女性の場合は、「見えにくい、わかりにくい」と、率直に感じています。欲求はあるけど、それがいったい「何なのか」がわからず、(性欲)とは知らず不安定になるのです。怒りっぽくなる、イライラする、いじわるなことを言ってしまう、(嘘をつくなどもあります)体調不良を常に訴える、極端な自己アピールが強くなる、喜怒哀楽が激しいなどなど・・・「そんなこと、性欲のせいにしないでよ!!」と、怒られるかもしれませんね。勿論、全てが性欲のせいだとは言いません。しかし、上記の症状が常に続いている方は全員が現在も処女です。30代後半の女性も少なくありません。しかし、これもまた逆もあります。避妊をしないで次々と男性と関係を結んでしまい、産んだ子どもを育てられないといったケースなど。男性が常に側にいないと不安で仕方ないという人もいます。つまり、とても極端なのです。「AV男優」「愛についてのキンゼイ・レポート」を続けざまに読んで、観たのはそういった種の問題に対する疑問の答えが知りたかったからかもしれませんもちろん、この本も読みました。セックスボランティア
うーーーーーん、やっぱり「キンゼイ・レポート」の中に答えがあるような気がします。『真実が人間を解放する』ホームページ中のプロダクションノートの言葉です。この映画はまた観ることになるでしょう。興味のある方はぜひ一度ご覧下さい。