ただ今、セバスチャンは国語の宿題と格闘中です。

先週は私が彼の依頼を受けて宿題を見たのですが

セ「うーん、お母さんじゃだめだな。

  ○さんを呼んでよ。」

・・・。

ダメ出しされてしまいました。

そういうわけで今日はご指名の人と自分の部屋で真面目に宿題に

取り組んでいます。



今日はお天気が悪いということもあって、親子二人で

のんびりと家で過ごしました。

親子二人と書いていますが、正確には

「全く別々で過ごす」が正しい書き方だと思います。


お昼ごはんの時にちょっと喋り、3時ぐらいに部屋から

出てきて

セ「昨日は部屋の掃除をしたから今日はお風呂掃除でいいよね。」

と、軽く確認され、

夕方になったところで


セ「○さんは何時に来るって言ってたっけ?」


おー、書き出してみたら何と少ない親子の会話!!(笑)


でも、まぁこれが普通なんじゃないでしょうか。


無関心というわけではありません。

いじわるなお母んなので、時々嫌がる質問をしては

本人の反応を見たりもしています。

たとえば、

私「さっきすれ違った女の子って何組?」

セ「○組(違うクラス)だよ!!」

私「へぇー、なんか親しげに手なんかふってくれたから

  同じクラスの子かと思ったわ。」

セ「もう!!なんでお母さんはぼくの嫌がることを

  聞くんだ!!」

私「いや、かわいい子やったなーと思ってね。」

セ「お母さんは意地悪だ!!もう聞かないで!!」

私「へいへい。失礼しましたー。」


こういうことは結構あります。


休日に親子で買い物なんかしていると同じ中学と思われる

子どもからよく声をかけられるので、そのことをきっかけに

普段何も話さない彼に軽く質問するというのが私の定番

パターンなのです。


ちなみに親子で買い物をしているのは仲良しだからでは

ありません。

見かけたことがある人は納得されると思いますが

彼は立派な「荷物持ち」なのです。(笑)

週末にたくさん買い物をする時に彼と行くと重いものは

全てセバスチャンが持ってくれる(持たされる?)ので

とても助かっています。


あ、宿題が終わったみたいです。

これからご飯を食べに行ってきます。


○さん、セバスチャン、お疲れ様でした。











The Very Best of Bent Fabric & His Piano


こっちの方がほんまもんのベント・ファブリックなんだろうなぁ。

懐かしい音色です。

癒されました。



さて、先週末セバスチャンの学校は終業式でした。

2年生最後の教室でどんな話をしたのか

セバスチャンに聞くと、

「3年生になってもみんながんばれよ、って言ってた。」

それ以上は教えてくれませんでした。

彼は、とても印象深い出来事や言葉思い出し、独り言で

復唱することや相手に言わせることは好みますが、

それ以外のごく当たり前の「やりとり」は相当集中しないと

うまく聞き取れないことが多いようです。

(断片的に聞きとっていることが多いような・・・。)

~ようです、と書いているのはあくまでも推測の域だからです。

私は彼自身ではないので断言はできません。




私「なぁ、セバスチャン、あんた先生の話、全部聞いてる?」

セ「しっつれいだなー!!聞いてると思うよ!!」

ちょっと変・・・。(笑)


そんなセバスチャンですが、1年間ずっと気にし続けていたことが

あります。

それは、学校に来ることがほとんどなかったクラスメートのことです。

おそらくクラスの誰よりも気にしていたと思います。

我々親子の会話の中で学校に関する話になると、必ずといって

いいほど、あまり来ることのないその子のことを思い、

二人で話しをしていました。


セバスチャンにとって、学校は「楽しい」「楽しくない」に関らず

行くものと自分でインプットしているようなので、

「行かない」選択をしている子のことがとても、とても

気になるようです。


そういう時は、

私「行かない選択もいいねん。それもありやねん、セバスチャン。

 でも、いやじゃなかったら少しでもいいから来てほしいね。」

セ「うん、来てほしいと思う。」

そんなことを繰り返し彼には伝えていました。



だから、たまにその子が来た時は

セ「お母さん、今日は○君来てたよ。お昼過ぎだった。」

と、報告してくれました。

そんな時は二人で小さく喜びました。



いよいよ3年生です。

セバスチャンは

「不安だ・・・。」

と、言っています。

きっと新学期になると、また少し不安定になるでしょう。

でも、だいじょうぶ。

セバスチャンの心の全ては見えないけれど、

黙って静かに見守りますよ。

君はとても潔い男だからね。

なんとかするでしょう。

いや、なんとかなるよ。




あなたが気になっている彼と、

一緒に、すっきりと卒業式に出たいよね。

久々にセバスチャンの学校報告です。

先週の金曜日、中学校の『音楽発表会』に行ってきました。

2年生最後の全体行事です。


学年全体の合唱からはじまり、各クラスごとの発表へと続きます。

プログラムを見るとクラス順に唄う予定が・・・。あれ?

セバスチャンのクラスがラストになってる!!


「おかしいな。他のクラスはみんな順番通りなのに、なんでかな?」

と、不思議に思いながら、そのまま合唱を聴いていました。


う、うまい!!

みんなうまいやん!!

感動ーーーー!!

去年は声変わりしていない男子も多かったのですが、今年は

まぁ見事にみんなおっちゃん声になっていました。(笑)

だからこそ、合唱も生きてくるのでしょう。

どのクラスも本当に素晴らしかったです。

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ちょっとボヤケてますがセバスチャンの

クラスの発表です。

他のクラスとの違いは、

男子の声が大きい!!

(特にセバスチャン)




セバスチャンのクラスがラストだった理由は、

唄い終えた後のクラスの女子の発表で理解できました。


担任のY先生、ご結婚おめでとうございまーーーす!!


それにしても250名近くいる会場で、しかもマイクで

発表されるなんて、先生・・・。

ちょっと恥ずかしかったんじゃないですか?(^_^;



2年生は本当に色々ありました。


セバスチャンという、ちょっと変わった子どもがクラスにいた

ということもあって、色んな問題が起きました。


自然に解決した問題ばかりではありません。

メスでざくっと切って膿を出したこともありましたよね。


子どもは社会の宝です。

だからこそ、セバスチャン一人の問題として絆創膏で

傷口を簡単に塞ぐようなことだけはしたくなかったんです。

セバスチャンと関った子ども達は、きっとこれから先もどこかで

彼のようなハンディをもった人と出会うのですから。




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ラストはもう一度全員で合唱です。

参観に来ていた保護者に向かって

照れながら唄ってくれました。









彼が義務教育を終えるその時まで、絶対に泣かないと決めたので

今年はぐっとこらえましたが、来年はあきまへん。

きっと号泣だろうなぁ・・・。




Y先生、1年間本当にありがとうございました。

そして、セバスチャンを見守って下さった全ての先生、

クラスメートのみんな、違うクラスの子ども達も・・・。

本当にありがとうございました!!

3年生もどうぞ宜しくお願いいたします。m(_ _)m





おまけです。今日、お昼ご飯を食べている(耳が開いている)時にちょっと気になったことがあったので聞いてみました。私「なぁセバスチャン、合唱の本番の時にな、隣の子が  セバスチャンに何か耳元で言ってたよね?    その後セバスチャンは小さく頷いてたやんか。  あれって何を言われてたん?」セ「あーあれね。練習の時にぃ、俺が歌詞を間違って  唄ってしまったから、となりの○君が  『だいじょうぶ』って言ったんだよ。」なるほど。そういうことだったのか・・・。失敗することがとても苦手なセバスチャン。クラスメートが本番直前に言ってくれた『だいじょうぶ』は、ストンと心に入ったのでしょうね。本当にありがとう。