先日、座談会を開催しました。

キーワードは「障害者雇用」です。

大手企業の特例子会社数社、ジョブコーチやその他の制度を
コーディネートする機関、就労支援機関、そして
生活支援をする機関で働く人が集まるという企画です。

私は「やりましょう!!」と、音頭をとるのは大好きなのですが
幹事は得意ではありません。(笑)
いつもお世話になっている企業のOさんに仕切っていただきました。


歯に衣着せぬお話が大変楽しく、とても勉強になりました。

改めて

働くを
暮らすを

前向きに支援していきたいと思いました。
そして、施設はまだまだあかんなぁ・・とも思いました。
温度差はこちらから埋めていかなければいけませんね。

うぅ・・ちょっと眠いので文章が怪しくなってきました。
でもいいや。そのまま打ちます。
相当な乱文ですがご勘弁下さい。


ここから、具体的に出た企業からの声を記したいと思います。
(色んな会社があるのでどこも同じだとは言いません。)

まず、養護学校の先生へ

・いきなりアポなしで来ないで下さい。

・半ズボンや柄の入ったズボンで来ないで下さい。

・許可も取らずに写真撮影はしないで下さい。

・働いている人にいきなり質問をしないで下さい。

ジョブコーチへ

・何もしないでただ突っ立っているのは困ります。

・約束の時間に平気で遅れて来ないで下さい。

・やる気がないなら帰って下さい。

施設職員へ

・何でも職員が行わないで下さい。本人達にさせて下さい。

・職員がまず社会性を身に着けましょう。

(特例子会社に施設職員が出向くケースは少ないようです。)


先生、ジョブコーチ、施設職員へ

・彼らの能力を過小評価しないで下さい。

・会社を無視した労働時間(時間を短縮するなど)
 を一方的に指定しないで下さい。

・どうしても・・というのなら、まず企業実習ではない
 支援を考えましょう。





親御さんへ

・障がい名にあまりこだわらないで下さい。
 会社は障がい名と関係なく雇用しています。
(その人に合った指導方法を考えて対応しています。)

・就職がゴールではありません。
 その先を考えていきましょう。

* 会社が障がい名に・・と言うのには理由があります。
  幼児期、学齢期に特化した療育や教育を進めることに
  対して否定しているのではなく、働く場で種別ありきの
  話で進められることに戸惑いがあると言われていました。
  就職がゴールでないというのは、会社と家の往復だけで
  「孤立」してしまっている人も少なくないからです。
  卒業後、すぐに就職したために福祉制度の使い方を
  全く知らなかったという人もいます。
  
  

これらの声は一人からではありません。
企業の中で長年彼ら、彼女らと一緒に働いてきた
方々のご意見の一部です。

はじめから最後まで、一度も障がいをもつ人達に対しての
「困った」は出てきませんでした。

「支える側に問題や課題がたくさんある。」

そう話されていました。

「就職して10年が経過する頃から徐々に生活上の問題が出てくる。」

とも言われていました。

その通りです。
加齢スピードが非常に速い人も少なくないからです。

私は今、生活支援でこれらの問題に取り組んでいます。
「ハッピーリタイア」(定年を待たずに退職する)が選択できて
その人に合った働き方を提案できる人間がいれば、
会社と施設が連携を取ることができれば、障害者雇用を積極的
に進める企業も増えるかもしれません。


今回参加下さった企業は全て特例子会社でしたが、次回は
重度障害者多数雇用事業所(つまり、企業の子会社でななく
自社で多数障害者を雇用している会社)の方も参加していただける
でしょう。(次回も企画せねば!!)


本当に、とても勉強になりました。
企業の皆さん、機関の皆さん、本当にありがとうございました。
《障害者雇用》

うーん。堅苦しい漢字ばかりでなんかイヤですね。

仕事のことは書くまいと思いましたが、前向きなお話なので

興味のある方はお付き合い下さい。


私は障がいをもつ人達の《就労支援》という仕事をしています。
いや、正確にはしていました。
専門的なことを書くとちっとも面白くないのでラフに書くと、
(かなりざっくり書きます。細かい指摘はご勘弁を。)
働きたいと思っているけど、何らかのハンディがあって
一人で会社に行って指示された仕事ができるようになるまで
少々時間とサポートが必要な人に、あらゆる方策を練って
支え続けるという仕事です。

この《就労支援》という仕事は主には専門機関が行っています。
職業センターとか、職業リハビリテーションセンターとか、
就業・生活支援センターとか、そういった名前の専門機関が
各都道府県(市町村)にあります。
そこにはカウンセラーという人がいて、本人や家族の相談に
乗ってアドバイスを行います。
必要に応じて《ジョブコーチ》も派遣します。
ジョブコーチは、会社に行って直接仕事に関する支援を行う
人です。カウンセラーとは違います。

ジョブコーチに関する予算は増えているのですが、専門機関
から派遣するだけでは対応できません。
そこで《協力機関型ジョブコーチ》というものも生まれました。
就労支援を頑張っている施設の職員もジョブコーチとして認め
ましょう、ただし施設の利用者だけではなく外部の支援依頼も
しっかりと受けてくださいね、というものです。

もう少し書くと就労支援というのは、ただ単に「人」を派遣する
というだけではありません。
ハローワークを通じて支援した場合、事業者(企業)が一定の
雇用条件を満たしていれば、就職するまでに様々な制度が利用
できます。(インターンシップ制度やトライアル雇用、
短期職場適応訓練とか・・とにかく色々です。)

人や制度を活用して支える

支え続ける

それが本来の就労支援です。
だから、本気でするとなると、
《支え続ける》のがなかなか大変です。

だって、みんな同じ地区で就職が決まるわけでは
ないからです。
場所もあっちこっち。
就業日数や時間も違う。
職種も違う。
何より・・・

社長の考え方が違うのです。
大手企業になると「社風」があります。

はじめはここでつまづきました。
悩みました。

「施設ちゅうとこはこれやからあかん。甘い。甘すぎる!!
 金を稼ぐということがどういうことかまるでわかってない!!」

叱られ、諭され、時にはきつーい一喝もいただき、そんなことを
繰り返しているうちに、だんだん

「会社で働く」

とはどういうことなのか理解できるようになっていきました。
頭ではなく、現場の温度、空気を繰り返し体で感じる中で理解して
いきました。


そんな仕事を最重度と言われる障がいをもつ人達のサポートと
同時進行で進めていました。
間逆な支援であるように感じますが、私は双方をスタッフが
知ること、見ることがこれからの福祉を支えていく担い手
には必要だと思っています。

みんなちがって みんないい

これが基本です。
ここをぜひ見て、知ってもらいたいのです。
頭でっかちはいけません。


だから、「外」に出なきゃいけない就労支援を頑張りました。
「内」でサポートする活動も頑張りました。
そして今、「暮らし」について改めて見直しています。
働く人も、そうでない人にも「暮らし」はあるのです。
続くのです。
「暮らし」を支えるプロになりたい。
障がい種別を問わない「暮らし」をサポートするプロです。

そんなことを最近考えています。

制度にはかなり泣かされていますが・・・。


さて、ながーい独り言を書いたところで、
先日開催された「座談会」で出た興味深い
ご指摘を紹介しましょう。




9f7ba9fa.jpg子どもビールです。

セバスチャンと一緒に買い物に行った時に、突然
「お母さん、これ、これ飲んでみたいよ!!」
いつ飲むのか興味津々でした。

飲んだのは・・・



やはり、お風呂上りでした。(笑)

「ちょい悪おやじみたい?」

ニヤニヤ笑って「おやじ」を楽しんでいました。






昨日、ふとセバスチャンの顔を見ると

鼻の皮が捲れていました。

夏休みに入って毎日学校の水泳指導を受けていたからです。

クロール、背泳まではスクールで習ったのですが、

平泳ぎはまだ習っていないということで毎日補習でした。
(補習はもう終わりました。)

さらに部活。

さらにさらにパソコン指導。
(進路の関係で必要になってきたので)

そんなこんなで毎日学校に行っています。

それぞれの取り組みの日程は全て先生方で考えて

下さっています。

取り組み時間は長くても2時間までです。

(例えば、部活を1時間してパソコンを1時間とか)

だから、毎日学校に行きますが午前中には帰ってきます。

これが

先生とセバスチャンで話し合った「夏休みの過ごし方」です。


セバスチャンに聞きました。


私「毎日学校行ってるの?」

セ「うん。そうだよ。でもぉ、正確には毎日じゃない。

  ○曜日は部活はないし、パソコンの予定はまだ
 
  わかっていない。」

私「ほんまー。知らんかったわ。それでどう?

  困っていることはない?

  セバスチャン琴部の部長やんか。下級生達はちゃんと

  練習に来てるの?」

セ「来てるよ。」

私「パソコンはかな打ちで教えてもらってるの?」

セ「そうだよ。指を置く場所が結構難しいよ。

  もうっ!!お母さんはいちいちうるさいよ!

  放っといてよ!」


怒られてしまいました。



小学校低学年の夏休みは「学童」のお世話になりました。

高学年は平日は実家で過ごし、休日は私とあちこちに遊びに

行きました。
(パニックを起こして撃沈することも多々ありましたが・・)

そして中学生。

1年生の時は先生が付かないと部活に参加できませんでした。

だから夏休みの部活もほんの少し参加するだけ。

お客様状態でした。

2年生になって、ルールや指導内容が徐々に理解できるように

なり参加率もアップしました。

でも、やはり先生がいない日は生徒だけでセバスチャンの

対応ができないということと、本人が毎日は嫌だという

ことで一部参加でした。

3年生は、当たり前のようにみんなと一緒に部活に全て

参加しています。

うーーん。

部長になったら毎日参加するのか。

(それなりに部長の仕事をしているそうです。
 ゴマメの時はいい加減やったのになぁ。)

「責任」というものを感じているのかもしれません。

今年の夏休みはとっても学生だ・・。


セ「夏休みは授業がないから楽でいいよ~。

  日曜日のサザエさん症候群も出てないでしょ。」


たしかに。昨日の夜はいちゃもんなかったもんなぁ。



なんとなく溶け込んでいったセバスチャンでした。

午前はきっちり、午後はゆるーく過ごしているので


セ「問題ないね。」


そうでっか。

なかなか本格的な曲を練習しているようです。

文化祭が楽しみやなぁ。