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よそ様の家でネットを楽しむ
セバさんの後ろ姿です。
デカい・・。







彼は外出が嫌いです。
出かける前も悩みに悩んで、自分で
「行く」
と決めました。
(お守りに国語の教科書を持参。)
しかし、到着すると極度の緊張からフードで顔を全部
覆って(逮捕された人が服で顔全部を隠して連行される
あの姿と同じ)人の腕をつかんで家に入りました。

しばらくその姿のまま
セ「どうすればいいんだ!!」
と、大きな声を出して困っていたようだったので

私「セバスチャン、ほれ、ネットあるで。」

フードを取って見せました。
事前にその家で何をして過ごすかを決めていたセバスチャンは
そこから頭が切り替わり、家の主にパソコンを使う際のルールを
確認し、椅子に『ストン』と座りました。

自分の居場所を確保したセバスチャンは、その後とても
楽しそうに

セ「うーん。ここの家の椅子はいいな。よく回る。」
(果てしなく回り続ける)

セ「いけない。回りすぎた。」
(ちょっと休んでまた回る。)

セ「元祖、デブ屋、In名古屋!!」
(20回ぐらい手遊びを入れて繰り返す)

セ「元祖、デブ屋、In埼玉!!」
(名古屋に飽きて埼玉を入れたのか?)

セ「○さん、ちょっと来て!!これを見て!!」
(気に入った声優のページを紹介する。)

新しい情報を見つけると、手をヒラヒラさせて
ピョンピョン飛び、右へ行ったり左へ行ったり、
それはそれは嬉しそうです。

そうそう。
1年前と大きく変わったところを発見しました。

私(母)を含め、女性は呼ばない。
彼の目線の向こうには、いつも男性がいます。
「男同士」という言葉をとても大切にしています。
(好きな人は女性ですが。)
数年前は男性を怖がり、優しそうな女性にしか
近づかなかったのに今年は違います。
変わったなぁ。


みんなで鍋を食べ、終わるとまた定位置に戻り、
進められたデザートを丁重に断り、そして事前に決めていた
8時半になると、

セ「8時半だ、帰るよ。今日はありがとう。さようなら。
  あ、ちょっと大きな声を出してごめんなさい。」

そう言って、上着のチャックをきーーっちり首まで上げて、
ciariさん、うちもでっせ!!)
そそくさと帰りました。

マイペースばんざいやね。(笑)


Nさん、ちゅらジムさん、ありがとう。
とっても楽しかったです!!(^^♪
山に登ってきました!!

と言っても、私の役目は「お弁当係」ただそれだけ・・。

私は数メートル後ろで景色を堪能しながらぼつぼつ歩き
セバスチャンは男同士の会話を弾ませながら楽しそうに
私の「前」を歩いていました。

母、いよいよ卒業やなぁ。


d3756b3f.jpg「あ、今写真撮ったでしょ!!
 セバスチャンのブログに
 使う気だな!!」
 OH!!
 バレテーラ!!(笑)
 
 みんなの分のお弁当やお茶
 が入った重たいリュックを
 軽々とかついで軽やかに
 歩いています。
 さすがチューボー!!






この山は道が比較的ゆるやかで広く、無理なくゆっくり
登ることができるコースもあるため、以前は秋になると
色んな方と歩きに来ました。

車椅子の方、やや運動不足な方、活動的な自閉さん達と
時にうんうん唸りながら車椅子を押し、
時にゆっくりのんびり歩き、
時に、猛ダッシュで駆け上がり・・・。

あ、運動靴に履き替えるのを忘れてスリッパで登山した
こともありました。(さすがAD/HD!!)




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頂上に到着です。
お弁当を食べて、
お腹も満腹。

あー、眠い・・。
激務続きで睡魔が~!







結局、この日は私の存在をすっかり忘れて
「好き」話で大いに盛り上がっていました。
おいおい、進路の相談があったんとちがうんかい??


まぁええか
また聞くわ

いつでも言うてや~。

セ「お母さん、ジミーちゃんは、LDだったの?」

  なんですと?誰から聞いたんや?

セ「おっちゃんだよ。(私の兄)前にそんなことを言ってた。」

  うーん、そうやなぁ。そうかもしれへんなぁ。

セ「オレは自閉症だから、ジミーちゃんとはちょっと違うな。」

  どこがちがう?

セ「こだわりが強いところとか、急に予定を変更されると
  パニックになりやすいところ。」

 ふーん。そしたらな、自閉症ってどこに障がいがあると思う?

セ「脳だよ。脳が変なんだよ。」

 うーん、変とは違うんやけどな。

セ「オレさ、サポートブックいらないって言ったけど、
  やっぱり作ろうかと思っている。」

  なんで?

セ「タレントや俳優になるためには、おれの障がいについて
  わかってもらわないと大変じゃないか。」

  そりゃそうやな。

セ「だからさ、わかってもらいたい人に配るんだよ。」

 なーるほど。それはいい考えや。

セ「あー、悩むなぁ。
  進学しないでタレントになろうかなー。」

 それはかなわんなぁ。

セ「なんでかなわんなぁ、やの?」

  14歳だから。

セ「じゃぁ、やめた方がいいの?」

  あわてんでええやん。明日は山登りや。
  悩みは山で聞こう!!

セ「わかったよ。」



 というわけで、山に登ってきまーす。