今日は、時間限定でセバスチャンとMちゃんの個展
行ってきました。


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結構真面目に鑑賞している
セバスチャン。







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セ「この絵がいい。」    お母さんはこっちだね。(笑)

本人の予定があったため、鑑賞時間15分という超特急でしたが
芳名録に足跡も残し、

セ「ありがとう!さようならー。」

と、爽やかに去るセバスチャンでした。

さて、この後の予定はというと・・・



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関西テレビに立ち寄ることです。
カンテーレがいっぱいや~。



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セ「僕の歩く道だ!!」
大看板に見入るセバスチャン。





関西テレビ滞在時間は約10分。
はやいなぁ。
セバスチャンとの外出は、いつもこんな感じです。
興味があっても「居場所」や「すること」がないと
滞在時間はめちゃくちゃ短いのです。
(事前に約束していたら、約束の時間まで居ることは
 できるようになりましたが。)

見たら、終わり。
それがセバスチャンです。

でも、学校での行事や外出は違います。
フツーにみんなと一緒に参加しています。
本人が言うには

セ「学校の行事は別。」

へぇー。
いつの間にか、そんな技(?)も身につけていました。


家に帰ると、インターネットをして、
4時になったらテレビのチャンネルをNHKにして、
5時5分から大好きな声優さんが出る「うっかりペネロペ」
を見て、風呂掃除をして、夕食を食べたら期末テストの
試験勉強をするのが今日の予定なのだそうです。

『人生いきあたりばったり』の私とえらい違いだ・・。


なにはともあれ、親子で久々にMちゃんの個展に行けた
ことが今日の一番でした♪♪

Mちゃん、それと久々に会えたダンディーH氏、
謎の画廊オーナーIB様、
ありがとさ~~ん!!



久しぶりに、のんびりとした休日を過ごしています。
あと15分ぐらいしたら、親子でカットに行く約束を
しているので、そろそろ準備しないと今日のタイトルの

はやくしてよ!!

と、セバスチャンの一喝が出そうだな・・。


私とセバスチャンの関係はちょっと変です。
普通はオカンが子どもに
「はやくしなさい!!」
「ちゃんとしなさい!!」
と叱るのでしょうが、
うちは逆です。

セバスチャンが

「もう、お母さん、早くしてよ!!」
「お母さん、ちゃんとしてよ!!」
       ↑
(これは服装のことが多いです。首まできっちり
 ボタンを閉めろとよく言われますが、従うわけが
 ありません。私は私や。放っておいてちょーだい。)

とお叱りを受けるのです。
誤解のないように付け加えますが、私がダラダラなオカンだと
いうわけではありません。(笑)
(ちょっとダラけているかもしれませんが・・)

セバスチャンから見る私は、

最も手強くて思い通りにならない相手であり、
意外な回答をする変なオカンであり、
キョーレツに怖い親父でもあります。

これは本人から言われました。
好きか嫌いかと聞いたら

「フツー。」

さいでっか。

よくよく考えると中学に入ってから特に、彼になーんにも
言わなくなりました。
小学校高学年頃からその片鱗は見え初めていたのですが
今じゃ、私から
「あれしなさい」
「これしなさい」
はゼロです。
アドバイスはしますが、「しなさい」はゼロです。

朝、荒れている時も
「そろそろ時間と違う?」
と一回だけは言っていましたが、今ではそれも言いません。
セバスチャンが自分で判断します。

行っても行かんでもどっちゃでもええで

オーラが出ていると、怒りながらも自分で決めています。
その間はえらくしんどそうですが、放っておきます。
放っておくは、言葉が悪いですね。
待つが正しい書き方ですかね。

ただ待つ。
それだけです。


今日、セバスチャンからこんな問いかけがありました。

セ「お母さん、オレっていつからテスト勉強を一生懸命
  するようになったと思う?」

私「お母さんが知る限りでは中学3年生の2学期からかなぁ。
  ところでさ、何で勉強するようになったん?」

セ「それはぁ、やはりぃ、必要だと思ったから。
  勉強すれば、いい点もとれると気づいたんだ。」
*セバスチャンが言う『いい点』とは、100点満点中の50点の
 ことを指します。

私「なーるほど。すごいなぁ。」


・・と、ブログを書いていたら、

お母さん、そろそろ行くよ!!
とお声がかかりました。
すごい。
時間通りや。

では、散髪に行ってきます。
ちんたらしていたら
「早くしてよ!!」
と、怒られてしまうので。(笑)





ここ数日で大阪も一気に寒くなった。
テレビで流れるCMもクリスマスや年末を感じさせる
ものが増え始める時期だ。

「今年も色々くるだろうなぁ。きばっていこー。」

そう心でつぶやく。

予想通り、寒さと共に問題は一気に押し寄せてきた。


虐待


我が子を殴り、
罵声を浴びせ続け、
気分で与える食事、
掃除、洗濯はしない、
風呂にも入れない
ある時は溺愛し、
ある時は「お前はいらない」と言う
楽しいことが大好きで、
遊ぶ時は子ども以上にはしゃぎ
子どもはその姿を見て、
一生懸命親に擦り寄って
はしゃぐ親にしがみつく
機嫌がいい「今」しか甘えられないからだ

テレビで見たこと、聞いたことのある話かもしれない。

でも、少し違うのは
家族全員が知的障がい者であるという点だ。


こういうケースと何度も何度も向き合ってきた。

毎回、まず一番初めに衝撃を受けるのは
「家の中」の凄まじさだ。
悪臭が漂い、ねずみが部屋を横切り、
数え切れないゴキブリが壁を走る。

昨日、今日で溜まったと思えない大量のゴミ。
食卓にはカビの生えたご飯、床には酒ビンや
空き缶が散乱している。


二十数年も放置されてきたのだ。
そういった環境の中でただただ親にすがって生きてきた
彼ら、彼女らの気持ちや、支援を受けることなく
わからないまま子育てを放棄してきた両親に対して、
何とも言えな悔しさが込み上げる。


こういった家庭は実は少なくない。
その家に誰も立ち入ることがなかったから、
だから、

誰も知らない

それだけだ。

しかし・・・
小学校、中学校、そして養護学校を経てきたはずの
彼ら、彼女らの家庭の中を本当に
「誰も知らなかった」のだろうか?

そうではないと思う。
見てみぬふりをしてきたのだ。
誰も両親と向き合わなかったのだ。

教育、福祉、行政がきちんと同じテーブルにつき
連携を図りながら問題と向き合うことができれば、
本当の意味での「ケース会議」を開いていれば、
それぞれが分業しながら確実に家族に歩み寄ることが
できたはずだ。
既成事実としてのケース会議ではない。
そういうものはたくさん見てきた。
次に進むために本当のケース会議だ。
どうしてそれを行ってこなかったのか?


子どもは、殴られても、罵声を浴びせられても
親を選ぶ。
親との生活しか知らないからだ。
親が全てだからだ。

1年以上かけて、親に対して「我々は敵ではない」
ということを理解してもらい、信頼を得て、
全てを拒否していた福祉サービスを利用して
もらえるようにじわじわと歩み寄る。
焦らず、ゆっくりと歩み寄る。

そうやって、新しい「暮らし」を再構築した家庭を
沢山見てきた。
笑って話すことができるようになり、困った時は
自分から連絡をしてくれるようになった両親を
沢山知っている。




親は子どもを選べない

と、誰かが言った。

いや、そうじゃない

子どもは親を選べないのだ。



子どもが親を選べないなら、我々が足らずを支援すれば
いいだけだ。
親ばかり責めていても何も解決しない。
親もまた、「わからない」のだから。


かわいそう
気の毒

そう思うなら、未来ある子どもを一刻も早く
地獄のような生活から開放してあげてほしい。
小さな気づきが、子ども達を救えるんじゃないかと
私は思う。

大人になった被虐待児と出会う度に
いつも心でこうつぶやく。

もっと早く出会いたかったね
ごめんね
つらかったね
しんどかったね
でも、大丈夫だよ

だいじょうぶ


だから私は、このシーズンは快食快眠なのだ。
脳を一旦ふやけさせるために(?)銭湯に行く回数も
増えるのだ。
自分のメンテナンスができてないと、
心にゆとりがないと、
向き合うことができないからだ。
(ちなみに今日は夕寝をしたのでまだ起きてるけど、
 ここ最近は布団に入ると数秒で撃沈の日々・・。)


師走に向けて相談もうなぎ上りな支援センターと
冬に具合の悪くなるやんちゃ(?)な利用者さんが
沢山いる施設。

色んな意味で寒いけど、月曜日もがんばるどーー!!