先日、35年(以上)ぶりに我が家に中型国語辞典が増えた。


今までは広辞苑第3版だけだったが、学研国語大辞典(と漢和大字典)がやってきた。

せっかく中型国語辞典が2冊あるので比較してみたのが以下です。


よって、以下は個人の感覚による感想で、辞書の良し悪しを決定するものではないのでご了承を。



【比較対象】

・学研 国語大辞典 第2版(机上版)

 昭和55年11月1日 初版

 平成8年2月1日 第2版第9刷発行

・広辞苑 第3版(机上版)

 昭和30年5月25日 初版

 昭和61年10月6日 第3版第4刷発行


文字

学研 広辞苑に比較して濃く大きい。

広辞苑 学研と比較して薄く小さい。


収録数

学研 10.2万語

広辞苑 20万語


ページ数(見出し語ベース)

学研 2128ページ

広辞苑 2588ページ


分野

学研 国語に特化。

広辞苑 専門・百科事典としても使える。


学研 広辞苑と比べると白くつるつるしている。

広辞苑 やや黄色みがかっている。


ぬめり感

学研 広辞苑と比較すると、ぬめり感が強い。

広辞苑 学研と比較してしまうと、ぬめり感が少ない。


光の反射

学研 光の角度が浅く入っても読める。

広辞苑 光の角度によっては反射して読めない。


付録

学研 140ページ

広辞苑 80ページ



比較すればまだまだ挙げられるが、今日はここまで。


現時点では、当たり前だけど自分の好みで選んでいるので学研に軍配。理由は国語に特化していて、触り心地、読みやすさの点でまさるから。文学作品や新聞などから用例を採っているのも

ただ、一冊で百科項目を網羅している広辞苑は、やはりすごいと認識した。(広辞苑は学校からもらったご褒美。しかも姉が🤣)


写真は上が学研。下が広辞苑。

どちらも同じ4段組み。

文字の大きさ。

学研の帯。

広辞苑の帯。

学研だと、文学作品のみならず新聞の社説や寸評からも用例を採っている。



ご自身でご購入の際は、現物で比較検討してくださいね😊