100年前の「言海」と出会って、より古書に対しての興味が湧いてきた。



そしてこんな記事と出会った。
今回購入した「言海」がどのような時代に生まれたのかを知ることができる、今の私にとってとても貴重な記事だ。
「貸本屋」で借りた経験はないが、第一章はとても新鮮な感覚で読めた。

第1章 貸本屋一二三堂と昭和三〇年代
第2章 柴田錬三郎 花も実もある絵空事
第3章 五味康祐 剣豪が斬ったのは戦後思想
第4章 村上元三 名もなき庶民の歴史参画
第5章 角田喜久雄 伝奇ロマンへの招待状
第6章 富田常雄 『姿三四郎』だけではない
第7章 松本清張 『かげろう絵図』と『西海道談綺』の違い
第8章 井上靖 ロマンの香り高い恋愛小説
第9章 白川渥 明朗、清潔な学園もの


古本屋と貸本屋。
形は違えど人に寄り添ったり、時にはある人の人生に影響を与えたりする本を身近にしてくれたかけがえのない存在だと思う。

本はいつの時代も人のそばにいて人生を豊かにしてくれたんだと知れた記事と本の紹介でした。