「稿本 日本辞書 言海」

今読んでいる本。
『「言海」を読む ことばの海と明治の日本語』にで出てきた。

これは日本の国語辞典はここから始まったとされる「言海」の元となった本で、出版時に様々な制約から削除するに至った語が載っているまさしく稿本で、宮城県図書館に残されていたものを世に出すべく山田俊雄が刊行に携わっている。

稿本 日本辞書 言海 の写真入り


「言海」は採収語39,103語のうち、漢語は13,546語で34.6%。他の辞書が漢語を55%占めていたことを踏まえ、「言海」は漢語を多く収めていないと指摘されてきたらしい。しかし、稿本のまま出版されていればそうした指摘はあるいは受けなかったかもしれないことを示す資料になっている。


「言海」が読めるようになったら、こういった本にも興味を示すことになりそうだ😅




日本の古本屋サイトではこんな感じ。
(私の覚え書き。すぐには買えないので気になった方は是非🤣)