「なんて」。


NHKで放送が始まった『舟を編む』のドラマ版を観ました。


期待通り言葉の難しさが取り上げられました。

普段何気なく使ってしまいそうなたった3文字のひらがなが誤解を与えてしまい、人間関係をも断ってしまうことを主人公が気づき、言葉への配慮が足りなかったと反省する。


職場の人に「国語辞典なんて」

彼氏に「カメラなんて」

同僚に「朝から電話なんて」


この初回放送のキーワードの一つであろう「○○なんて」という表現について手元の辞書で調べてみましたのでいくつかご紹介したいと思います。


まず意外にも短く書かれていたのが「広辞苑 第三版」。
うーん、短くしすぎ❓🤔


一番多くの行を費やしていたのが集英社国語辞典。

新潮国語辞典 現代語・古語 新装改訂版

新潮現代国語辞典


本人は人を傷つけるつもりはないのに「○○なんて」と言ってしまっていたことから、見放され、無視され、苛つかせていた。

人に対して発言するときは勢いや思いつきで言ってしまうことがないよう、気をつけたいと改めて思いました。