昨日購入した現代文の参考書から。


「本質」と「現象」の違いについての解説が深いです。


哲学の世界では、常に本質現象とは対の概念としてとらえられる。ただ、本質のイメージは人によって異なる。プラトンは本質そのものの美を「イデア」と呼び、アリストテレスは「イデア」は存在せず、個別のものの中に本質が姿を現していると考えた。本質現象の裏にある不可視のものであり、何らかの意味で現象を決定し ていると考えられる。変化する現象の背後に、不変で同一の本質があると考えたいのが人間の習性といえよう。



「きちんと勉強しておくべきだった」というのは、万人共通の思いなんだろうな