今日は「展覧会の絵」を聴きました。
8月24日の日記にも書きましたが、帰省中に入手したLPです。
通常、演奏会で取り上げられる事の多いラベル編曲の管弦楽版とは違って
ムソルグスキーのピアノ原曲です。
演奏はスヴャトスラフ・リヒテルで、1958年2月25日にブルガリアのソフィアで
行った一連の演奏会からのライヴ録音。
モノラル録音ながらなかなか迫力のある演奏なので聴き応えがあります。
ミスタッチもあり、当時のソフィアで蔓延していた病気による
聴衆の咳が、集中力をそいでいるのかとも思いましたが、中盤以降は
持ち直してキエフの大門まで一気に上り詰めていきます。
ほとんど管弦楽版しか聴きませんが、こうやって原曲を聞くと
ムソルグスキーが何を伝えたかったのか良く分かるような気がします。

この盤、ステレオ録音のCDが主流となっている現在では
隠れた名盤、或いは一度は聴いておきたい過去の演奏かも知れません。