2016.12.17 手術と抗がん剤の併用 | 明日への轍

明日への轍

齢五十を過ぎて、ある日大腸がんが見つかる。
手術から回復したと思った一年後、肝臓と肺へがんが転移。
更に続くがんとの付き合いを記録します。

12月2日に大腸外科のN医師の診察

12月8日に呼吸器外科のK医師の診察

12月16日に大腸外科のN医師に診察があった。

 

すぐにでも1月の手術の予定を組んでくれるものと思っていたが、想定は違った。

呼吸器外科の医師も大腸外科の医師も同じような意見であった。

前回のように肺の癌削除は勿論可能であるが、前回の手術から半年余りで再発したことを考慮すると別の臓器も含めて転移の可能性が高いのではないかと言うものである。

それを検査するために21日にPET検査を行う予定である。

全身を検査して癌の発生を検査するものである。

それにより他の転移の可能性があれば、やはり治療方針も変わってくる。

 

N医師によれば、いずれにしても抗がん剤治療は実施したほうが良いというもの。

仮に手術をして削除しても、その後の転移予防のためには抗がん剤は必要だし、抗がん剤治療をして仮に癌がちいさくなっても、完全に消えることは無く、やはり手術は必要だろうと言う事である。

色々な選択肢があるし、どれが最適と言う判断も難しい。答えがあるようでないようなものだ。

N医師は、その中でもこの選択はだめだという判断はできる。それ以外の選択肢の中で最善だと思われるものを一緒に考えましょうと言う事だ。

今までの治療例の中で結果が良かった例を聞いてみたが、それも千差万別であるらしい。

 

自分が冷静になって考えてみたが、癌の根治を目指すとしたら、やはり部分的な切除よりも抗がん剤による癌治療を先にするのが良いのかもしれない。

そして、他に転移や転移の可能性が少ないと判断できたら、手術で切除してもらうようにしよう。

化学治療(抗がん剤)は著しく進歩していると医師も言っていたし、それに期待したいものだ。