2016.9.9 大腸外科の診察 | 明日への轍

明日への轍

齢五十を過ぎて、ある日大腸がんが見つかる。
手術から回復したと思った一年後、肝臓と肺へがんが転移。
更に続くがんとの付き合いを記録します。

久しぶりの大腸外科のN先生の診察だった。

週前半の火曜日に採血と肝胆膵外科の先生の診察もあり、本日の検査はなし。

N医師からは今後の検査の予定について説明があった。

 

採血は2~3か月毎

CT検査は半年毎に

大腸の内視鏡検査は一年毎に

 

今後、要観察の期間はどの位かと聞いてみたが、まあ五年ぐらいでしょうかと言われた。

それ以上でも癌の発生が全くなくなるわけではないが、概ねの目安らしい。

よく五年生存率と言う基準が癌のサイトに登場するのはわかる。

 

今回も腫瘍マーカーの数値が基準値内であり心配ないですねと言う事だった。

腫瘍マーカーは三種類

 

1 CEA(癌胎児性抗原)    基準値0.0-5.0   今回の数値は 1.3

2 CA19-9            基準値.0.0-37.0  今回の数値は 6

3 血清中抗P53抗体      基準値0.0-1.3   今回の数値は 0.4

 

P53抗体は大腸がんのN医師が追加で検査したものらしい。

 

「新たに承認されたp53抗体では、がん細胞をもつ人の体内だけに作られる抗体を測るというもので、その陽性率は、0-Ⅰ期30~40%、Ⅱ期 40%、Ⅲ期も40%、Ⅳ期は30%台となっており、特に、早期がんに対しては従来の腫瘍マーカーの約10倍と格段に成績が向上しています。

p53抗体と従来のマーカーと組み合わせることで、血液検査だけでも50%ぐらいの確率でがんの疑いが判別できると期待されています。また、患者の予後を予測する際や、治療前後にモニタリングも行う際にも有用とされています。」(腫瘍マーカー.comより)

 

これらを組み合わせて検査を継続して新たな癌の発生を早期に発見して対処する、必要であれば手術等も行う。

既に三回の手術を経験した身である。だからと言って平気なわけではない。

でも、まだまだやりたいことは一杯ある。

必ず完治する。