こんにちは。
横浜市都筑区にある、育児・発達支援室ここんの作業療法士 定金雅子です。

 

 

5/27に都内の保育園トリオランドさんへ保育士向け研修を行ってきました。
 
最近、保育園でりんごのすりおろしを食べて窒息事故を起こしてしまった大変悲しい事故が続いてしまいました。
 
当然、誰にとっても絶対に避けたかった事故です。
また、関わる人全てにとって、そして何より赤ちゃん本人にとって残念で残念でならない事故でした。
もう二度と起こってほしくないと誰もが願っていることと思います。
 

 

そんな時期に、保育士さん向けに食べることの発達をテーマに離乳食の支援についてお話をさせていただきました。
 
事故が起こらないことはもちろん、いかにして「食べる楽しみ」を赤ちゃんたちと共有できるか?
という、赤ちゃん自身の心も置いてけぼりにならないよう、運動・お口の発達・社会性の発達などお話しさせてもらいました。
 
その中で、保育士皆さんの日々の葛藤や悩みなどにもたくさん触れることができました。
 

 

事故が起こらないようにするには、その子の全身の発達と食形態について総合的に判断することだけでなく、生活リズムやご家庭との連携、保育環境の確保など、本当にたくさんの視点が必要になります。
 
こんな複雑に絡み合った食支援を、日々業務に終われ全力で保育と向きあう保育士さんだけに任せて言い訳はなく、ご家庭や他職種との連携が絶対に必要です。
 
色んなワークを通して、保育士さん皆さんの気付きや支援が本当に素晴らしかったです。
 
またぜひ一緒に支援をしていきましょう!
 

 

食事介助への概念が変わりました。

給食やおやつの時間では、『食べさせる』ではなく『食べてもらう』という考えを常に心がけようと思います。
 
また、一緒に食べた時の『美味しい』という気持ちに共感し、一緒に楽しく食事ができるようにしたいと思います。

貴重な時間をありがとうございました。

保育士

 

 

期待以上の内容でとても勉強になりました。
 
口の動きや食べ方・体の発達などに基づいて、月齢ではなく個々に添ったタイミングで適切な離乳食を選択するべきということを知りました。

それに伴う遊びの展開などの記載もあり、とても勉強になりました。

保育士

 

 

 

ご感想ありがとうございました^^

 

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