こんにちは。

横浜市都筑区にある、かかりつけ療法士によるこども支援室ここんの作業療法士、定金雅子です。
 
住宅街にある小さな支援室ですが、いつも遠くからたくさんの親子が来てくれています。

個別セッションでは、

・学校になかなか行くことができない
・鉛筆の持ち方、箸の持ち方がうまくいかない
・気持ちをコントロールするのが難しい
・よく転ける、足があざだらけ
・お口ポカンで姿勢が気になる
・首がなかなか座らない

・赤ちゃんが自分で動けない
・療育センターのフォローが終了した、診察待ち

など、年齢もご相談内容も本当にさまざまです。

一見して、全然別々の内容なんですが結局行き着くところは同じで、「こどもたちの本当の姿はどこにあるのか?」、「その子に何が必要なのか?」というHOW TOではない支援を届ける、ということは共通しています。

 

発達年齢と生活年齢


私が保護者の方にお子さんの背景をお伝えする時は、主に行動観察から運動機能、認知発達(社会性)、感覚特性を軸にお子さんのご様子をお話ししています。

その時、保護者の方の頭の中にあるのはだいたい発達年齢です。

これは、月齢からお子さんをみる視点です。

○歳になったから離乳食
○歳になったからトイとれ
○歳になったからひらがな練習
○歳になかったからお箸
◯歳になったから学校へ通う

など、判断基準が年齢になります。


この判断基準がベースにあると、仲良しのお友達がもう始めたから、園の先生に言われたから、など周りのお友達と比較したり、大人側がスタートする時期を決めるパターンです。

でも、その発達年齢から外れる子もたくさんいます。


発達年齢というのは、あくまで平均値(黄色い丸のところ)にいるお子さんの発達段階を言っています。

その年齢でできることの目安はこの黄色の丸の中に入っていることが前提になります。

まだ、自分なりのペースでゆっくり進んでいるお子さんもいれば、もう通り過ぎちゃったお子さんもいますよね。

しかもそのペースは運動機能、認知機能、言葉、など色んな側面が関与します。



だから、目の前で起こるこどもの現象を捉えるだけではなく、色んな側面からこどもたちを見る必要がありますし、平均値と比べるより、1ヶ月前のその子と比べる方が成長は良く分かります。


なので、大人側が知っておくべきなのは、その子の生活年齢(実際の発達段階、実年齢)です。


発達年齢と生活年齢を比較するのなら、今うちの子はこの段階にいて、次にはこんな風に進んでいくんだな、っていう道しるべとして前を向くために使ってほしいなと思います^^

その時に大切なのは人と比べないこと。
あくまで我が子の1ヶ月前と今を比べること。

そこがブレなければ、親子ともに苦しくならずに、前を向けるようになると感じています。

 

期待して良いことはその子の中で芽生えていること


これは、私が尊敬している臨床心理士の先生の言葉です。
私は、この「芽生えている」という表現がすごく好きです。

親は我が子を愛するがゆえ、期待をします。
それは信じることと似ているかもしれません。
期待はステキな信頼です。

でも、期待して良いのはその子の中で発達の芽が出ていること。
それ以上の過度の期待になっていないかな?と少し距離をとって我が子を見てみてください。


そんな眼差しが子どもたちをリラックスさせ、本来の子供らしい姿を見せてくれるかもしれません^^

支援室に来てくれたパパママたちには、このお子さんの生活年齢や発達の芽ばえをお伝えしています。

すると、パパママのお子さんへの眼差しが変わります。
すると、子どもたちがどんどんリラックスしてくれて、いつもは挑戦しないことにもどんどん挑戦してくれるようになります。

「初めての場所ではいつも私にくっついているのに、こんなに自分から遊ぶのは本当に珍しいです」

「こんな遊び方は普段なら絶対に怖がってやらないので、すごく驚いています」

など、こどもたちの芽生えが花咲いていきます^^


個別セッションを受けてくださったママからのご感想を紹介させていただきますね。

 

まこさんのセッションを受けて本当によかったです。

 

息子の特性として視覚優位だということ、思い返してみると「そうだなー」と思うことが多かったです。

(プラレールで遊ぶ時も、電車の視線と合わせて寝そべっていたり、

髪型や物の位置などちょっとした変化にも本当にすぐに気づき、

よく驚かされています。)

夫とも共有し、「すごいねーこんなことまでわかるんだ!」と驚いていました。

 

お昼寝していなくて眠いはずなのに、寝る直前までぴょんぴょんとジャンプしているなど、理解できない(笑)ことも多かったのですが、色んな行動には、背景があることがわかり、なんだか安心しました。


息子を作っている要素をひとつひとつ分解してかみ砕いて、説明していただいているような感じがしました。


「発達の仕方や性格はそれぞれ違うもの」と頭ではわかっているつもりでも自分の想像を超える反応がくると、つい嫌な怒り方をしていました。

マンツーマンで見ていただくことで、解決も早いし的確だなと感じています。

 

親ができることは、子どもの成長を見守り、親も楽しく暮らせるような

環境を整えてあげることですね!


育児のちょっとした悩みと思っていてもそれが重なると大きな悩みになってしまうし、このタイミングでセッションが受けられて親にとっても子どもにとってもよかったです。

 

本当に素敵な場所と空間とサポートだったのでもっともっとこんなところがあればいいのに!と強く思いました。

 

 

今まで色んなところに相談に行ったりしましたが、こんなにも私自身の心が軽くなったことはありませんでした。

今までつかえていたものが、涙と一緒に流れていきました。

息子のことを教えてくださり、本当にありがとうございました。
 


ご感想をいただきまして、本当にありがとうございました。

お子さんもご両親もリラックスして、毎日の暮らしがその人らしく楽しめることが何よりの目標です。

ぜひ、子育てで苦しくなった時や、どこに相談したら良いか分からない時、我が子の発達の芽ばえを知りたい時など、支援室にお越しくださいね^^

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