こんにちは!

横浜市都筑区にある、かかりつけ療法士によるこども支援室ここんの作業療法士、定金雅子です。

3月は激動の中、嵐のように過ぎ去っていきました。

月末には恒例のMIGAKUメソッドプロ向け講座修了生にて、ケーススタディを行いました!

今回は、「生後8ヶ月の赤ちゃんでずり這いができず前に進めない」というママからのご相談で個別セッションにてフォローさせて頂いた赤ちゃんのケースでした。

ケーススタディは、まずみんなで赤ちゃんの動画を観ます。






赤ちゃんのご様子から、「どんな風に動いているのか?」だけではなく、
「動こうしている時のモチベーションは何?」
「動くのをやめちゃうのはなぜ?」
「赤ちゃんはどうしたいと思う?」

ということをグループに分かれてディスカッションしていきます^^

そして、そんな赤ちゃんにどうなって欲しいか?を掘り下げていきます。

私の中で「ずり這いができるようになって欲しい」が答えではありません。

ずり這いができるようになったその先の物語がないと、ただのトレーニングになってしまいます。

そうではなくて、この赤ちゃんに経験してほしいことは何なのか?をみなさんに考えていただきました。

 

赤ちゃんに経験してほしいことは成功体験


ずり這いで前に進むということを知らない赤ちゃん。
片方のおててを挙げると、もう一方のおててでどうしても止まることができず、頭も体も一緒にゴロンと寝返ってしまい、そのまま寝返りで移動。

動く=ゴロンゴロンと寝返ること

というのが彼の定番です。

だけど、そこから少し前に進んでみないかい?

そのためには、止まれるということも経験してほしいわけです。
気になるおもちゃを自分で手にするためには、動く側と止まる側の体の使い方、両方が大切です。

どうすればそれが達成できるのか?
それは赤ちゃんにできた!という経験をしてもらう必要があります。

「手を伸ばせばおもちゃをとることができた!」
というスモールステップでの成功体験を、赤ちゃんは積み重ねて大きくなっていくのです。

成功体験は赤ちゃんの原動力です。

ママには運動面のサポートと共に、この赤ちゃんのモチベーションの部分もしっかりサポートしてもらいました^^

そして、ママの愛情とサポートで赤ちゃんはどんどん変わっていきました。







ずり這いができるようになったことで、赤ちゃんは意欲的にどんどん自分の世界を広げるようになりました^^


諦めることなく、自分で何かを成し遂げる経験というのはこの頃からちゃんと積み重ねられているのです。

どうぞ赤ちゃん自身の成功体験を見守っていきましょうね!


こうした赤ちゃんの動きから、赤ちゃんへの関わり、ママへのサポートについて一緒に学べるMIGAKUメソッドプロ向け講座は次回6月より開講予定です。

先日終了した受講生より温かなご感想をいただきましたので、ご紹介させていただきます^^


成人領域で作業療法士としてご勤務されながら、子育て中のママセラピストの方から頂いたご感想です!
 

学生の頃、支援センターに勤務されていた外部講師の先生が感覚統合について講義をして下さる機会がありました。

当時は発達に凸凹があるお子さんのイメージが湧かなかったり、感覚統合の説明が難しい言葉の羅列で学生の頭では理解できなかったり、テストのためだけに暗記していただけだったので、今回の講座で感覚統合について学習できて良かったです。

そして、まこさんが実際に分析して仮説を立て、目標設定やアプローチまで行った後の経過を見せていただきました。

まず、目標設定が私の好きなOTの考え方で、最近ちょっと見失い欠けていたところでもあったので本当に勉強になりました。

アプローチ方法もハッと思わせられる内容で適格ゆえに結果を出していることが本当に素晴らしいと思いました。


また、感覚統合療法に対してわりと苦手意識というか、療育現場でのアプローチと捉えていた部分もあったので、その辺の考え方も修正できたことはプラスになりました。

もっと身近なところで感覚統合に触れて物事を捉えてみると、なぜこういう行動をとるのかな?の原因に近づけるのでもっと学びたいと思いました。

(オススメは)講座内容はもちろんですが、なんと言っても まこさんの人柄です。
聞く人を引き付ける知識やトーク術、穏やかでこちらの意見も聞き入れてくれる包容力、そして聞き出すテクニックが本当に真似したくても出来ない感じで羨ましいです。

そして、まこさんの考え方や視点がとても素晴らしくて勉強になります。同業者の方はぜひ受講してほしいです。

世の中には育児での不安や悩みを抱える人がたくさんいます。
ちょっとした気づきで育児が楽になったり不安が軽減します。
医療職や子供にかかわる職種の人はMIGAKUメソッドを必須科目にした方が良いと思います。そのくらいこの講座で救われる方が大勢いるのではないかと感じていいます。

(中略)

とてもお忙しい時期で貴重なお時間をいただきありがとうございました。
毎回とても楽しく受講することができました。



現役で小児分野で活動されている理学療法士の方より頂いたご感想です!
 

期待していた以上の内容でした。

今までは、運動発達の観点が主で手や感覚器・認知面の発達においては、それぞれが点としての理解となっていて、もやもやとしていた部分が全て繋がり「だからこういった動きや反応になるのか! だからこういった遊びになるのか!」と納得できた感覚がたくさん見つけられた講座でした。

また、道具の見方・選択方法やアプローチ方法、親御さんへの関わり方なども含め、ワークが多かったので、色々な視点を学ぶこともできました。

 解剖・生理・運動学面も踏まえて詳細に学びつつも、発達を包括的にとらえる内容であったため、今まで気づかずに見えていなかった視点や支援するにあたって新たに気づくようになった点、介入の時の引き出しの幅、お子さんや親御さんたちの反応に対する受け入れの幅も広がったように思います。

 たとえ、悩みや不安を抱える行動に対しても、その根本となる目には見えない部分から専門的かつ包括的に学ぶことができるため、紐解かれるような感覚と子供たちに対しての見方が自然と変わってきます。

新たな視点で見えてくることで、育児中の方や支援として携わる方自身の余裕や関わりの変化が生まれてくるのかなと思います

大人が変われば子どもも変わる。
そんなお子さんや親御さんに寄り添う姿勢も考えるきっかけを磨ける講座かと思います。おすすめです!

 まこさんの「良い悪いじゃない。その子自身を受け止める。眼差しやその子の心情まで捉える。」そんな考え方や見方に共感できる部分がたくさんあって、自分の目指したかった事、やりたいことってこういうことだったんだ!とぼんやりしていた部分が明確になった感覚がありました。

講座を受ける中で、学んでいるだけでなく、自然とマインドの部分まで見つめるきっかけも頂いてたんだなと思いました。


どうしても、人は答えを求めがちだけど、その一歩手前を考えてみる。そんな視点が何においても大切だなとすごく感じました。

まこさんの知識量と活動力には毎回刺激を受け、私自身も明確となった目標に向かって、インプットとアウトプットを継続していきたいと思います。
2か月間ありがとうございました。今後とも引き続きよろしくお願い致します。



ありがとうございます!!!

大人の視点が変わるとこどもが変わります。
でも、講座を受けて終わりではなかなか大人は変わりません。
だからこそ、終了後こそ学びが必要だと思っています。
継続は力なり^^
そんな視点をぜひ一緒に学び続けましょう!


 

次回MIGAKUメソッドプロ向け講座は6月開校!

 

大変ありがたいことに、毎回先行予約で満席となり一般募集をかけていませんので、ぜひ気になる方は先行予約にご登録くださいね。

5月に優先案内をお送りいたします。
 

■MIGAKUメソッドプロ向け講座13期生

【日程】
全6回

6/19
6/26
7/3
7/10
1週お休み
7/24
7/31

【時間】
毎週土曜日
21:00~23:00


【料金】
98,000円(講座資料、録画データ、デジタルサポート付き)

(3回までの分割払い可能)

【規約】
お申し込み後にメールでご案内いたしますので、銀行振込もしくはクレジットカード決済をお願いいたします。
決済完了後にお申し込みが確定いたします。
決済完了後はご返金致しかねますのでご了承ください。

【お申し込みフォーム】

 

 

 

 



LINE@では、育児に役立つ作業療法的アプローチや、クラスのご案内、また一般募集前には満席となってしまうMIGAKUメソッドプロ向け講座のご案内など、いち早くお届けしています!

ぜひご登録くださいね^^
友だち追加#作業療法士#フリーランス作業療法士#小児OT#理学療法士#小児PT#発達障害#食べこぼし#姿勢#横浜#横浜ママ#赤ちゃんの習い事#ぐちゃぐちゃ遊び#ベビーサイン#横浜市都筑区

 

#横浜ママ#横浜ママとつながりたい#離乳食デビュー#離乳食食べない#離乳

食レシピ#離乳食オススメ#都筑区#赤ちゃん習い事#仲町台#赤ちゃんサークル#おやこ支援室Cocon#フリーランス作業療法士#定金雅子