●横浜市都筑区 0,1,2歳
作業療法士によるおやこ教室Coconの定金雅子です。
ベビーサイン教室を初めて開講したのは、2015年の秋。
その当時暮らしていたカンボジアでの自宅教室からCoconはスタートしました。
そして日本に本帰国し、横浜でおやこ教室Coconを再開してちょうど1年が経とうとしています。
この1年で出会った親子は200組以上。
本当に激動の中、必死に走り抜けてきた気がしますが、何よりおやこ教室Coconに興味を持っていただき、一歩踏み出して教室やイベントに来てくださったママたちには感謝でいっぱいです。
この場をお借りしてありがとうございました。
私は長男を出産してから、海外を含めて5回も引っ越しを経験しました。
その度に途切れてしまう人との繋がり・・・
子育てにおいても、一番不安な時期を海外で過ごしたため、子育ての悩みを共有したり気軽に相談できる場所が欲しいといつも感じていました。
私がおやこ教室を開講するにあたり、とても信頼できる小児発達の専門家である大学の友人に相談をしたことがあります。
その時に、私の考えに似ているからと言って紹介してもらったのがこの本でした。
●ネウボラとは・・・
フィンランドにある公営の出産・子育てサポートセンターであり、「助言・アドバイスの場」を意味します。
妊娠から就学前までの子どもと家族を、専門職がワンストップで切れ目なくサポートをしてくれる地域の拠点となる場所です。
おやこ教室を開講した当初は、夫の仕事の関係でなかなか落ち着かない生活でしたので、
いつの日か私も、ネウボラのような子供とその家族を切れ目なくサポートできる場所をつくりたいと思うようになりました。
ネウボラでもっとも大切なのは人材。
ネウボラには高価な設備や機材がおいてある訳ではありません。
専門的な技能・力量を持つ人がそこにいてリラックスできる空間を提供し、来訪者の話を聞くことから始まります。
地域の利用者は、そんなネウボラにいる人を親しみを込めて「ネウボラおばさん」と呼ぶそうです。
私も自分がおばあちゃんになっても、こんな風にワンストップで子育て家族を応援できたらどんなに幸せだろうかと思います。
目指すは、「ネウボラおばあちゃん」ですね。
おやこ教室に赤ちゃんとして通ってくれていた子が、今度はママとして来てくれたら感無量です。
2年目はネウボラとしての活動を始めるべく、ねんね期の赤ちゃんから就学前のお子さんまでをサポートできるプログラムを考案中です!
そして、おやこ教室Cocon卒業生の皆さま。
いつでもどんな些細なことでも良いので、お子さんの成長のご報告をお待ちしています^^