赤ちゃんがサインを見てくれない？

ファーストサインでよくある質問のひとつに

「赤ちゃんがサインを見てくれません」

というのがあります。

おっぱいのサインを見せているのに、赤ちゃんの視線はおっぱいに・・・

おむつのサインをやっても、ママの顔しか見ていない・・・

または、泣いていてそれどころではない・・・

これは、赤ちゃんの月齢や成長によるものですね。

赤ちゃんはまずママの目をじっと見つめるようになります。

これがアイコンタクト＝人との関わりの原点です。

この時は、クーイングや喃語が始まりますので、「あ～」と言ったら「あ～」と返す、

笑ったら微笑み返す・・・というコミュニケーションを大切にしてくださいね。

サインを取り入れる場合は、ママが覚えて習慣にする・・・といった形ですね。

その次は、ママの視線が自分に向いているのか、他に向いているのかわかるようになります。

視線追従といって、ママの視線を追うようになるのですね。

赤ちゃんは、積極的に周りの物を見るようになるので、

この時は、赤ちゃんがどんなものを見ているのか、

何に関心が向いているのか、ママも一緒に見つめてあげてくださいね。

赤ちゃんが「犬」に注目したら、「かわいいワンワンだね～」

我が家の息子の場合は、換気扇やかざぐるまにクギ付けだったので

「クルクルまわっているね～」などと声をかけていました。

サインを見てくれるようになるのはこの頃かな？

赤ちゃんの興味を持っているもののサインを積極的に見せてあげてくださいね。

同じものを見て、心と心を通わせることができる時期です。

さあ !　楽しくなってきましたね～

ここで、コミュニケーションの楽しさを知った赤ちゃんは、

今度はママの指さす方を見るようになり、自分からも指をさして伝えようとするのです。

サインが出てくるのもこの時期ですね。

時期としては1歳前後ですが、個人差があります。

我が家は、長男は1歳頃、次男は2歳近くでしたよ～。　あせらずにゆっくり・・・です。

このように、赤ちゃんは順を追って成長していきます。

その時その時のコミュニケーションを楽しむことが、

赤ちゃんの発達にも繋がっていくのですね。

ですので質問の答えは、まずはママがサインを取り入れる習慣をつける時期。

おっぱいの時間は、「おっぱいおいしいね～」などの言葉と一緒にサインをつける。

おむつ替えの時は、「おしっこ出たね」の言葉と一緒にサインをつける。

ママの練習期間だと思って気楽にサインを楽しんでくださいね。

視線の共有ができるようになると、サインを見てくれるようになってきますよ。

そして、相手の視線を見て興味関心を共有することが、社会性を築くことにつながっていきます。

そのお話はまたまたあつ～く語ってしまいそうなので後日へ続きます。

この冬はBaby-Mayで、「こころ」も「からだ」もぽかぽかに　

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