はつみの緩り(ゆるり)コラム・・・NO17
*目には青葉山ほととぎす初鰹*
本当に新緑がまぶしい季節ですね。
私は「春」も好きですが
最近は「初夏」も大好きになってきました。
それは一番に、この美しい緑のおかげ。
そしてそれを見上げる時、
「目には青葉山ほととぎす初鰹」の句が浮かびます。
もはやセットのように(笑)
あらためて検索してみました。
江戸時代の俳人・山口素堂の作品。
江戸の人々が好んだものを俳句に詠んだそうで。
私ね、この句のシンプルさがとても好きです。
だって江戸っ子が好きなものを並べた!!という
笑っちゃうくらいのシンプルさ。
そして粋さ。
でも句の中に自然界の美しいものや
季節の流れがドンピシャに伝わるもので表されている。
素敵だなあ~と思う。
来年も新緑の頃、
この句を思い出す。
そして山口素堂の名前も思い出したい。
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次回は 5/21 NO18
緩り(ゆるり)の意味はゆったりくつろぐ様の意味。
どうぞそんなお気持ちでお付き合いくださいませ。
それでは皆様、ごきげんよう♡