五里霧中【ごりむちゅう】どうしてよいか迷いわからなくなること又は方角がわからなくなること。
前者はまるで私の人生を表したような意味ではあるが、今回の話は後者の方に近い話だ。

最近のボートには昔ながらの海図とコンパスに加え、車のナビに相当するGPSプロッタというものが普及している。大まかな仕組みはナビと同じで衛星の電波で自船の位置を地図上に表示してくれるもので、これがあれば海上で迷子になることはまずない。海は広く陸上のように障害物を避けながら道路を走るのとは違いGPSを頼りに目的地へ一直線に向かえるのだ。

しか~し、ひとたび海上で霧が出るとGPSだけでは航海するのは厳しくなる!
霧なんてものは通常都会で生活している人は滅多に出会うことの無い気象現象なのであるが、海上では意外と良くあるものだ。特に夏の凪の日などの絶好のボート日和に限って発生する。風が無いと水蒸気が留まり深~い霧となる。こうなると目の前は真っ白視界数十メートルなんてザラである。巨大なタンカーや貨物船、米軍の空母まで全く見えなくなってしまうのだ。そんな時に頼りなるのは野生の勘!?では無く、やっぱりレーダーだ!USネイビーを扱ったような映画には必ず登場するくるくる廻るあのレーダー。コイツがあれば霧の中でも闇夜の中でも他の船や陸地が映し出されて安全に航行ができる。
またまた、ばびろんは大袈裟な物をと思われてるかも知れないが、コンパクトなものが開発されレジャーボートでも今や常識の装備になってきてるのだ。特に大物を求めて遠征釣りをするのならば年に数回の霧や夜間航行の為に装備していなければならない。もしも事故を起こせば自分だけでなく同じ趣味を持つものに多大な迷惑がかかるもんね~!
五里霧中、備えあれば迷いなし!
まずは、最近お気に入りの艤装の写真から!
何だか判ります?これはボートの船底に取り付けられた魚探の振動子というものだ。
魚探の仕組みは、この振動子から音波を発射して跳ね返った音波を拾って表示することで海底の様子や文字通り魚群を表示したりする。
こいつは出力3kWでなんと遥か1000mの深海の海底が映るのだ!
そんなものが映ってどうするかって?そりゃあモチロン自己満足に決まっとるじゃないか~!?と半分本気半分冗談はさておき、海底よりも魚はより映りにくいので海底が1000m映るくらいの性能で400mくらいの魚群をハッキリと捉えたいと考えた。で、映したい魚はというとズバリ「キンメダイ」1キロを超えるクラスは刺身で非常にうま~い!これが釣りたくてこんな大袈裟な振動子を取り付けちゃった。

で、釣れたかって?それは聞かないで~~~