「結果を基に助産師からの支援を考えていきます!」新しく聖路加国際大学院生さんからお礼とご報が♪ | 1999年誕生、日本&世界のマタニティマークの先駆けBABY in ME®公式ブログ

「結果を基に助産師からの支援を考えていきます!」新しく聖路加国際大学院生さんからお礼とご報が♪

 

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前回に引きつづき、もうお一人

聖路加国際大学の大学院生さんから

昨年、このブログを通して研究にご協力くださった

みなさまへのお礼と

無事に完成した研究の報告をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

 

  院生さんからのお礼のメッセージ

 
    

みなさま、この度は、

『乳児を持つ母親のソーシャルサポート』の

研究にご協力いただき、

誠にありがとうございました。

この結果を基に、

助産師からの支援を考えていきたいと思います。

 

聖路加国際大学大学院

 ウィメンズヘルス・助産学 

丸田和美

  研究報告

タイトル

 乳児を育てている母親のソーシャルサポート:

 SNSと助産師の対面式支援との比較  

 

調査・研究方法

 インタビュー調査を行い、SNSと助産師の対面式支援について比較・検討。

  調査対象者数

   ・初産婦18名

   ・母親の年齢は27歳から41歳

   ・乳児の月齢は1カ月から9カ月

  SNSの利用状況

   ・13名が発信、5名が閲覧のみ

   ・SNSで積極的交流を行っている母親は12名

 

研究結果

 『SNSによるソーシャルサポート』

 ママにとってSNSのソーシャルサポートは…

 

  「育児の情報を得る場所」、

  「共感や安心を得る」、

  「交流のできる場所」、

  「息抜きの場所」、

  「毒を知りながら使う場所」

 に分けられ、

 大きく

  『情報的サポート』と

  『情緒的サポート』 に分かれていました。

 

 

 『助産師による対面式支援について』

 ママにとって助産師さんが対面で支援することは…
 

  「聞いてもらえて安心した」、

  「トラブルや疑問が解決した」、

  「大丈夫という保証を得た」、

  「寄り添い、大切にしてもらった」、

 

 などの声があった一方

 

  「望んでいたものでなく落胆した」という意見も。

 

 大きくは

  『情報的サポート』、『情緒的サポート』、

  『道具的サポート』、『評価的サポート』に分かれていました。

 

 なお、『SNSによるソーシャルサポート』と

 『助産師による対面支援』の両方に共通して…

 

  「サポートを求めたにもかかわらず得られなかった」

 

 という痛い経験を持っている方が、みられました。

 

 

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みなさん、いかがでしたか?

「お母さん方が、育児情報をどう入手しているか」

使い方がうかがえる貴重な結果ですね。

 

丸田さん、

こうした調査や研究は本当に大変だと思いますが、

たくさんのお母さん&未来のお母さん方のために、

これからも、どうぞ頑張ってください!