今日はちょっと小学6年生

中学受験まで半年を切ったお子さまの

保護者対応のお話!!

 

 

受験生といっても

たった11歳12歳の子どもたち

 

かといって

反抗期もあいまって

生意気盛り

ママやパパはつい ご自身の感情で

まるで兄弟喧嘩のようなことも

おきることもありますよね?

 

 

12歳からの思春期に向け

自分とは!といった

心の葛藤を乗り越えアイデンティティを確立

して行く前の

まだ親の心の影響がとても大きい時期です

 

 

生意気なことを言っていても

生まれて初めての

大きな試練に立ち向かっているようなもの

 

 

小学校受験とは違い

やはり自分の学力が試され

そのための努力も

地道に時間をかけてするしかない

 

そんな中つい保護者の方が言ってしまう言葉が

受験生のメンタルをダウンさせる結果に

なることが結構あるんです

 

 

 

ハッパをかけるために

奮起させようと思って

勉強に身が入っていないことに腹が立って

 

など

親 としての気持ちもわからないではない

 

 

親の気持ちの裏側には

 

応援したい

本人の第一志望に合格させてやりたい

思いが本当はいっぱいなのですが

 

 

 

まあ、中には

親の希望の学校に入ってもらわねば

とか

親の見栄や実家の要望など

様々な事情が渦巻く場合も・・・

これについては話が別問題として

また改めて書くとして

 

 

 

過去に保護者の方がお子さまに投げつけた

セリフの幾つかです

 

 

※ここで公立という言葉が出てきますが

決して公立を下に見てるのではないので

ご気分を害さないでくださいね

 

 

「そんなにちゃんとやらないなら、

 近所の公立でいいから塾なんてやめなさい!」

 

 

「ママたちは別に近所でいいと思っているんだから

 あなたが受験したいって言ったんじゃない!!」

 

 

「⚪️⚪️中学以下の学校ならお金は出さないぞ」

 

 

「滑り止めなんて受けなくていいから、ダメなら公立な!」

 

 

「今度模試の成績が落ちたら、(宿題をやらなかったら)

 もう受験はさせません!お稽古は全部やめなさい!」

 

 

「⚪️⚪️に受かったらおばあちゃんが

⚪️⚪️してくれるってよ・・・だから頑張りなさい!」

 

 

「⚪️⚪️ちゃんちのお兄ちゃん🔺🔺中学に入学できて

すごく楽しいって言ってるよ。だからあなたも・・・」

 

 

「そんな態度なら合格するわけないわね。そんなんで受かったら

頑張ってる子に失礼だわ!受かったって行かせないわよ」

 

 

「受験できるって幸せなことよ。感謝してやりなさい。」

 

 

「あんたのためにいくらかかってると思ってるの!」

 

 

「あなたのために兄弟にも我慢させてるんだからね!」

 

 

中には本音まるだしの

「あなたがちゃんとしてくれなかったら

ママがパパに(おばあちゃんに)怒られるんだから・・・」

 

などなど

 

 

 

どれも11歳12歳の

初めての試練を目の前にしている子には

 

脅し

 

プレッシャー

 

にしかなりません。

 

 

 

なにくそーっと思って、頑張って欲しいと

思っていらっしゃるかもしれませんが

そういう問題ではないんです

 

 

もちろんそういう子もいますが・・

 

その頑張りが空回りで 

がんばってもがんばっても

なんだか成績につながらない

 

テストになるとできるはずの

問題を間違ってかえってくる

 

そんなことになりかねません!

 

 

それってなぜ?????

 

簡単です

 

この頃までの年齢の子どもは

無意識の中で

親に愛されたい

だから親の本心 本音を間違って(合ってることも)を

本能で、言葉の裏から読み取ってしまいます

 

間違ってることがほとんどなのですが・・・

 

 

例えば

 

公立は良くないって思ってる?

本当は⚪️⚪️中学に行って欲しいんだよね

私にお金使うの本当は嫌なんだ

 

合格しないと認めてもらえない

愛されない

自分はダメなんだよね

 

これって頭で考えて言語化しているわけではなく

 

心の奥底の本能のようなところで

まだ小さな2歳3歳のような自分が

なんとなく悲しくて怖くてエーンエーンって

泣いてる感覚

 

 

だから自分ではわからない 

感じていることに気づいていないもの

 

そして本人には

 

単なるスランプや

プレッシャーにしかならないもので

原因すら分かっていないものなんです

 

 

だから甘やかしてくださいとは言いません!

 

 

通常通りにダメものはダメでいいと思います

失礼な態度や 

人としていけないことはいけないと

叱っていいと思います

勉強もすると決めた時間にしていなければ

自分で決めた時間は守るように言っていいと思います

 

 

 

でも合否に関わることにつながるような

いらない一言はつけないで

 

そんな叱り方や声かけは

やめてあげてください

 

 

 

勉強もしないといけないと

本人はわかっています

 

 

もしも感情と

しなければいけないことの行動が

ともわないとしたら

 

それはまだ、

受験をするという試練に立ち向かえるだけの

心が育っていないということです

 

 

ならば高校受験で頑張ればいいじゃないですか!

 

 

受験が試練ではなく

未来につながる

自分の明確な目標や希望を

叶えるために必要なハードルであれば

苦しくても

乗り越えるための努力ができるはず

 

 

 

そもそも中学受験って

本当に本人の心の底から湧き出た

希望や夢なのか???です

 


 

 

一見自分の希望のようで

小さな頃から

 

 

中学受験をする方向性の育て方を

してはいませんか?

 

 

一般の小学生が

中学受験という世界があることを知るには

塾通いや情報を与えないと

なかなかそこには達しませんよね

 

 

知らずに敷かれた

レールの上で

そこに行きたいと言っていただけだったり

行きたいと思い込んでるだけだったり

 

 

 

中にはそうではない子もいます

そういう子は何を言われても

大丈夫

 

自分は自分のしたいことが

はっきりしているから!!

 

近所のお姉ちゃんが素敵な制服を着ていて

憧れていたから同じところに行きたい!と

突然言われて親の方が戸惑いましたという

事例もありますが

そういう子は頑張れる場合が多いものです

 

 

はじめに

 

公立に行くことが悪いような表現がありました

決して公立がどうの・・ではないのに

知らない間に

受験する方向に持っていくために

近所の公立のデメリットだけを伝えてしまっていたり

 

塾の中で

受験の雰囲気が溢れていると

なんだか近所の公立中学校に行くことが

罪悪のように

子どもの方が誤解をして思い込んでしまっていたり

することも多くあるんです

 

 

全部公立で東大まで!という方も私の周りには

いらっしゃいます!

 

経済面ではとっても親孝行ですね・・・

 

 

どっちでもいいんです!!

 

ごめんなさい!!

 

 

最終的に

子どもたちが本当にやりたいこと

生きたい生き方を見つけたときに

そこへ向かうパワーがあれば

 

 

 

まあ、できれば

そこに向かう(基礎)学力はできるだけ

あった方がスタートラインが楽ではありますが・・・

 

それすら何年かかっても乗り越えられる

そんな心のパワーがある子に育って欲しいと

いつも願ってしまいます

 

 

 

中学受験はまだまだ

親の受験とも言われています

二人三脚で

応援してあげないと

ゴールまでたどり着けない

 

 

だからこそ

 

 

ふと親の方が夢中になって

ゴールテープを切ることを目指して

必死になっているのに子どもが付いてこれなくて

イライラする

なんてことになってはいませんか?

 

 

かわりに受験してやれないからこそ

イライラしてしまいます

 

 

どちらにせよ

受験となると 結果が出ます

 

 

その時

子どもたちの不合格だった時の

涙を 大人は見たくないからこそ

つい言ってしまいます

 

本当に辛いです・・・

 

 

でも

そんな未来を予測できないのが

小学生です

 

 

 

人生にはいろいろあります

 

 

せめて

心の成長期に

 

我が子の心に

マイナスの因子を残さない関わりを

 

 

そんなつもりじゃあない

 

としても

 

子どもは大いなる誤解をして

しまうことがあるということを

知っておいてほしい・・・

 

 

受験まで半年を切った今

 

美味しいご飯と

見守る温かい目

 

 

そして

 

ただ、応援してあげてください

信じてあげてください

 

 

そして知っていてください

 

あなたのお子さまは

あなたのことが大好きなんだと

 

 

だから

期待に応えたいって

心の奥底では感じてしまうものなんです

 

 

受験に失敗した思いは深く残ります

決して失敗ではなく

いい経験だったと言える日まで

少し時間がかかります

 

 

そんなことも含めて

見守ってあげてくださいね

 

 

 

先生方にはせひ保護者の方に

アドバイスする

ヒントにしていただければ幸いです

 

 

 

 

 

そんな心の学びは

エデュマインドコーチという講座で

お伝えしています・・・

宣伝はまた次回笑笑