卒業生には、ご両親がお医者様

というお子さんもたくさんいて

その子供達の多くが将来

 

「医者になりたい!」

と小さな頃から

言うことが多いんです・・・

 

そして医学部に入った子ももちろんいます。

せっかく入った医学部をやめて東大に

入りなおした子も!

 

親は望んでいなかったのに高校生になって

急に医学部と言い出した娘に

お医者様のご両親は

4浪までにしてねと!

 

 

1浪の末、医学部に受かったけれど

第一志望の医学部があと1点足りなくて不合格

 

あと1点なら絶対行けるから

もう一浪させてとお願いして

 

2浪目で第一志望に。。。

 

受かった、医学部を辞退してと

本当にいろんなお子様がいます。

 

 

 

ご両親やお父様がお医者様の場合

背中を見て育つせいか口を揃えて

一度は医学部にということがほとんど。

 

おじいちゃんおばあちゃんからのプレッシャー

なのか色々ですが

 

 

 

 


実は

私の叔母と甥っ子も医者

 

 

叔母とは全く親交のなかった甥っ子なので

その影響は考えられず

 

高3になって

医学部を受けると言い出して・・

 

 

なんで?

他の学部ならストレートで

いけそうだったのにと・・

 

 

実は彼がまだ小さな頃

亡くなった母が

『⚪️⚪️君は賢いから大きくなったら

お医者さんになって

ばあちゃんの病気治してね。。』

 

なんてなにげないことを

彼と話していたことがあったと

後で知るのですが・・・

 

 

 

多分 母は 病気で弱気になって

ちょっと言っただけで

そんなに 

本気ではなかったはずなんです。

 

 

その後、間もなくして母は若くして

他界

 

おばあちゃん大好きだった彼の悲しみは

こちらが驚く様子でした・・・

 

 

それから何事もなかったように

時は流れ

 

 

 

彼は、高校3年生まで

医者になるなんて一言も言ったことが

なかったので

 

私の姉夫婦も

医学部に行くなんて

 

まさか言い出すとは思ってなかった

ようでした。

 

なんで医学部?

と聞くと

 

白い巨塔の 財前教授 になるねん!(大阪)

 

テレビ見て!

 

いやいや・・・・

 

学校が医学部を受けるこの多い

進学校ということもあり

それでかな・・などと

思っていたら

 

浪人の末

医学部に入りなんとか

医者になり・・・

 

 

 

数年前父が危篤のときに

(事情があって母が亡くなったあと

家族とは繋がっていなかったのですが)

 

おじいちゃんに会いに来た彼が

 

ポツリと

「おばあちゃんとの約束通り

医者になったで!」と 

 

薄れゆく意識の父に伝えていたと・・・

 

 

その時私たちは

 

彼が医者になった理由は

友達の影響?でも 白い巨塔でもなく

 

 

実は

 

あの小さな頃の

大好きな病床のおばあちゃんの一言

 

それが

とっても心の奥底に染み込んでいた

 

と初めて知ったんです。

 

 

 

 

子どもは愛する人

大切な人に喜んでほしいという

受け入れられたい

という

無意識の意識が働くもの・・・

 

 

ということです。

 

 

まあ今となっては

きっと彼にとってはいい人生の選択に

なっているのでしょうが。

 

 

 

子どもたちの周りにいる大人が

 

『そんなつもりで言っていない!』

 

ことでも

 

子どもの心に大きく深く突き刺さることがあると

 

 

心しておかなければと

思いますね。

 

 

 

私自身

若い頃の生徒に言った言葉は覚えていないけれど

 

数年経った今も

中学受験前に、私がメモに書いた

多分応援メッセージを

 

まだ大切に持っていますと

ママからそっと聞かされることも。

 

 

それこそ、今や40歳を過ぎた教え子が

悩んだ瞬間に

 

メールで意見を求めてきたりと。

 

 

何気ない言葉が

 

いい意味でも

 

悪い意味でも

 

伝わってずっとずっと人生に

関わることがあると

 

 

子どもを取り巻く私たち大人は

 

軽い気持ちで言ってはいけないことが

 

 

実はいっぱいあるんだなあと。

 

 

人の心は見えないからこそ

 

根っこのメカニズムも知っておこう

伝え方も 勇気付け方も

 

そして、成長を願う叱り方も

 

 

学ぼうと

 

 

 

思う

 

 

学ぼうと

 

 

思ってほしいなと・・・・

 

 

 

 

 

徒然に・・・・・

 

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 去年の6月の記事です

そんな甥っ子もとうとう結婚・・・

北海道で医師を続けているので

コロナの心配をしつつ、多分頑張っているのかなと

忙しいであろうから

連絡することもなく・・・

 

人生を自分の足で歩んでいると・・

 

いつか父になり

子どもはなんというのかな?

 

医者になりたい・・なんて言われた時に

両親がどれほど応援してくれたかを

今度は実感する日が来るのかななんて・・・・

 

 

 

 

 

 

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