今年も終わり。
1年早いですねぇ。あっという間
一年間皆さま大変お世話になりました。
応援してくださった方、支援者の方、里親さん、
ブログの読者さま、協力してくださったボランティアの方々、皆様に感謝です。
今年はほんとうに色々ありました。
1月1日から12月31日までに
扱った頭数は160頭。(昨年 189)
譲渡数は102頭。(昨年 168)
お届け待ちが3頭。
未譲渡 25頭。
死亡数 13頭。
細かい報告は年明けに、、、。
集計が間に合いませんでした。
年越しの猫たち(未譲渡)が今年はけっこう多いです。昨年より総数が少ないのは閉鎖していた時期の関係かと思います。
さて少し振り返ってみます。
今年初の活動は純血の引き取りから始まりました。外のガレージに置かれていたアメリカンショートヘアの猫たち。
みんな風邪をひいており、こちらにきたらみんな下痢。
美味しいご飯など食べた事がない子たち。
もふもふも初めて。人に触られるのも初めて。
みんな慣れてほとんど譲渡されました。
まだここからの猫で残ってるのがうちにいるルーチェとペコです。
怖い顔して最初全く心開かなかったユバが思い出深いです。
春、菊地宅で亡くなった子猫がパルボであった事が判明。同時期に成猫のクロストリジウム感染症が流行り混乱を極めました。
検査、検査、検査。
消毒、手洗い、消毒、、、。
報告、情報収集、文献調べる、記事書く、指示、連絡、報告受ける、、。
相次いでH宅でもパルボ発症。
悪夢の日々。
死亡猫出る。
Hさん、孤独な状況で病猫の看護にあたる。
消毒、手洗い、消毒、隔離、注射、
そして山越えてからは延々と給餌が続きました。
メンバーも初めての経験でどうしたらよいのかわからない状態だったため緊急ミーティングを計画し
パルボウィルスについて、消毒の仕方、それからみなの役割について教育、指導。
この時期、閉鎖になっていたため子猫の飼育にはさほど時間は取られていませんでしたがのように頭を使う仕事が次から次で
またメンタルを維持する事も大変な事でした。
反面、パルボの感染について公表した事によりベビーキャットレスキューを知ってブログの読者になってくださった方が
多くおられました。読者数は倍になりました。
その点は良かったと思います。
しかし、風評被害と思われるようなことも経験しました。表立った問題はありませんでしたが
誤解して批判される方もいたり、全く猫の問い合わせが無い状態が続きました。
二軒は受け入れ不可で、残り一軒Tさん宅は受け入れ可でしたが
しーーーーん。という感じでした。
この時期の思い出の子猫は日向くん。
この子を死なせるかもしれない。と、どれだけ身の縮む思いがしたか。。。
なるだけ手を触れないようにしていたので、かわいそうな事をしました。
日向は兄弟猫のおうちにもらわれ3匹兄弟でやんちゃで元気な毎日を送っています。
そして、、H家の鴎外
何度ダメかと思ったか。
ガリッガリに痩せてしまい、自力で食べ始めるまでひと月くらいかかったかなぁ。。
Hさんと二人三脚でほんとに良く頑張りました。
鴎外も先に行っていた兄弟猫のところに行き現在は2匹で元気に暮らしています。
そして懸念していたことが起こりました。
うちは状態の悪い子は菊地に。という鉄則があります。二軒閉鎖で稼働できるTさんのみに負担がかかる。悪化していっても移動ができない。
最悪も懸念していました。
たまごちゃん兄妹4匹の中に最初から小さいつばめちゃんがいました。4匹が胃腸炎で繰り返し良くなってはまた嘔吐、下痢を繰り返していました。
体重停滞が続きましたが移動ができず。。。
当時のTさん宅
H家が終息したのち、衰弱したつばめを注射に通えるHさん宅に移動したものの手遅れで亡くなってしまいました。
この時、私はT家に話し合いで詰めておりすぐに動けるHさんに動いて貰ったという経緯があります。
つばめはパルボで閉鎖がなかったら助けられたはず。
Tさんもふだんなら移動させるような子猫を見なければならずくたくたになっていました。
私も、自分が行った方が早いレスキュー案件も遠方から来てもらったりと、この時期イライラするような事が続きました。
つばめには本当にかわいそうなことをしました。 メンバーみな口には出しませんでしたがどれだけ悔しい思いをしたか。。。
終息宣言を出すと同時に緊急案件が入り始めました。菊地宅が今年は緊急案件のみに限って引き取りしていたためでもあります。
8〜9月あたりがブログの投稿数が少ないので忙しかったようです。
そして秋に入り、、茨城のIさんが茨城の飼い主死亡案件に巻き込まれ、団体としても関わって振り回された挙句
撤退せざるを得ない状況に追い込まれる。という事件がありました。
これも気が滅入る事でした。
ブログにはざっと経緯を書きましたが実はもっと複雑でかなり混乱させられました。
嘘ばかりの記事を出してはひっこめ。。。
Iさん、嘘つき呼ばわりされましたが実際には10倍くらいあちらが嘘つき。誹謗中傷されてるのはこちらですが被害者ぶってます。
(あ、本人は被害者と思いこんでます。何が悪いかわからないみたいなので。。)
騙される人も出て呆れる。
他でも同じような事をしていたようです。
茨城の案件と前後して台風19号に見舞われ菊地、犬猫と共に避難。
これも本当に大変でした。
まだそれが続行中。
今年は生まれつきの心疾患(心肥大で発覚)、生まれつきの眼球欠損、漏斗胸
そして血液産生障害と先天的な障害の子猫を初めて見ました。
また全体的な病気の傾向としては
パルボの全国的な大流行、感染から来る結膜炎、角膜損傷、そして失明がすごく多かったです。
昨年はほとんど眼科のお世話にならなかったのですが今年は最初から最後までずーーっとお世話になりました。
カリシウィルスと難治性の腸炎も相変わらずって感じでありました。
Tさん宅でご長寿21歳のにゃんこさん、菊地宅で虚弱だったふわり7歳が亡くなりました。
ご不幸のあった家もあります。
今年はみな忍耐の年だったと言えるかな。
頑張ってひとつずつ皆で励まし合いながら乗り越えてきました。
そして成長しました。したはず。したと思いたい。笑
来年は良い報告があります。
来年も今年同様によろしくお願いします。
なめこ♀ ブナピー♂スコティッシュフォールド
体重も増えて来ました
ではでは。
ギリギリになりましたが
皆さま良いお年をお迎えください。