今月の絵本
『みかんのおひさま』
■あかね先生から■
2月はぐんと暖かくなり、ずいぶんと早い春を感じる季節となりました。
高月齢のお友達は四天王寺公園へお散歩へ行き、お兄ちゃんお姉ちゃん達に手を繋いでもらって満足気に歩いています。
生活面では午睡後にトイレに座って排尿に挑戦！
便器に座って「シー」と言いながら下腹部に力を入れて、大成功の経験を着々と積んでいます。
低月齢のお友達はハイハイの行動範囲も広くなり、トンネルや坂道を使った運動遊びにも活発に動いています。
先生やお友達の真似っこがとっても上手になっていますよ。
そんなもも組さんは友達意識も出てきて、朝クラスのお友達が登園してくるとニコ〜と笑って"おはよう〜"と、うれしそうな姿がみられますよ♫
そして2月の絵本は「みかんのおひさま」でした。
みかんはみんな親しみのある果物。
お友達の中にはみかんを急に好まなくなったり、中期・後期食の頃は好んで食べていたヨーグルトやトマトを数ヶ月経つと味の好みも出てきていて、酸味を嫌がる様子が見られていました。
子どもの味覚っておもしろいなぁと思い、みかんで甘味の中にも酸味を感じ、更なる味への広がりに繋がるといいなぁと思い選びました。
実際にみかんを触ってジュース作りに挑戦！
指先を使って皮を一生懸命めくっていき、一房ずつにも上手に分ていましたよ。
食べたい気持ちをぐっと我慢しながら取り組むお友達もいるのでした。
そして袋に入れてプニプニの感触を楽しみながら潰してジュースにし、みんなで"カンパーイ！"と飲みましたよ。
みかんが苦手なお友達も含め、みんな美味しそうに飲み、"もうないよー"と最後の一滴も大切に飲み干していたのでした。
その後の給食で出たヨーグルトでは一口食べて味を確認！
これはいける！
っと自ら食べる姿が見られたりと、みんなで酸味を感じた経験がいい影響となっていたらいいなぁと思います◎
またジュースを作ったみかんの皮で足湯をしてみましたよ。
ふんわりとみかんの甘い匂いがお部屋にも広がって、みんなポカポカあったかくなって眠りにつくのでした⭐
製作では赤と黄色を混ぜてみかんと同じ色を作ってみて、タンポでみかんを描いたり、折り紙を破ってみかんの皮に見立てて糊貼りにも取り組み、みかんづくしの2月でした。
体調の崩しやすい時期となりますが、みかんのたくさんの栄養で、是非ともこの寒暖差を乗りきっていけたらいいなと思います！！
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